渡嘉敷島
こんにちは、夏本番さーちーです。
終戦記念日の今日は、本島から「フェリーけらま」で1時間10分(高速艇だと35分)、慶良間諸島の中の「渡嘉敷島(とかしきじま)」です~。
日帰り圏内の「慶良間諸島」は、米軍が沖縄島上陸前に艦隊停泊地とするために占領し、色々な悲劇があったところですが、今はすっかりダイビングのメッカ。冬のホエール・ウォッチングでも有名ですね。 今日も、船は満席でした。
というか、朝一番早い9時の高速艇(マリンライナーとかしき)に乗ろうと行ったら、もうすでに予約で一杯・・。しかも、一番遅い夕方5時の高速艇ももう予約で一杯!(さすがに夏場に無謀だったか。計画的な皆さんは事前に予約しましょうね~)。
でも、フェリー(朝一が10時、帰りが4時)は、その分お値段が安くて往復2800円なので(高速艇だと往復4200円)、これはこれでまあいいかと気を取り直して出発です~。
フェリーは、久米島に行ったときのものより大きくて、クーラーも効いてます。船内では、テレビで甲子園中継中。甲子園3連覇を目指す駒大苫小牧が9回裏で大逆転勝ちする場面に、思わず感嘆の声があがる船内。日本の反対の端の高校を、沖縄の人も応援してるのって、何かイイですね。少し一体感をもって盛り上がりつつ、今回はさーちーもお魚のお世話にならずに(笑)、到着です。
港からすぐ山がそそり立っている感じです。港は島の東側なので、有名ビーチの阿波連(あはれん)ビーチへは、この山を超えて西側へと行かなきゃです。
バスは、ビーチ付近の民宿やお店が出してて、片道250円。お店側の狙いは、ビーチ側に着いた後のシャワー(代金400円)とかも、各お店のものを利用して欲しいということのようで、狙いどおり(笑)シャワー代400円を先払いです(でも結局、シャワーは大混雑でした。)。
お昼ご飯は、たくさんの客引きに誘われましたが、結局、阿波連小学校 の先のちょっと離れたところにある、「シーフレンド」さんで、野菜そばと鶏唐揚げ定食食べましたが(なんと、とっても大食いさーちー。)、意外に美味しくてびっくりしました。びっくりして写真撮り忘れです。野菜そばはかの有名な「我部祖可(やぶそか)そば」に似ている味でとっても濃厚でした。唐揚げはとっても肉が大きくてジューシーでした。いやあ普通のメニューなんだけど、こんな遠くの離島で意表をついて?美味しいものが出てきたのでびっくりなのですよ(他の島での食事が美味しくなかったってわけではないけど・・・)。
まあ、食事の話はよいとして、阿波連のビーチは、白砂で海岸沿いが長いのが特徴です。向こう端に「トンネル岩」という大きな岩が見えます~。
黒島とかと異なり、入ってすぐに深くなってて、シュノーケリングに最適というのも納得。ただ、残念だったのは、台風10号が接近中ということの影響なのか、波がけっこうあって、浜に近い水の中は真っ白になってて視界が悪いこと。あと、さんごは白い枝サンゴが主で、あと青い枝サンゴもちょっとありました。
それでも沖の方まで泳ぐと、ソフトコーラルの中を出入りするカクレクマノミ(いやあ、隠れてないで、堂々と泳いでいたクマノミも見た。)、白線が1本しかないハマクマノミ、長いアンテナみたいにツノの部分をひらひらさせて泳ぐツノダシ、いつも夫婦一緒のチョウチョウウオ(チョウチョウウオ系は何種類も見たぞ。)など、おなじみの面々が見れました。あ、今回は初めてハリセンボンみたいのも見ました。ちなみにウミヘビみたいの長いひも状のもいたぞ。
ただ、最後の方はシュノーケリング中にさーちーの右足の人差指と中指が硬直してつってしまいました。しかも、それぞれの指が逆の方向にそってるし。おいおい・・。緊急事態のさーちーは右のフィンを脱いで、波に揺り戻されながらも、頑張って片足で帰って浜に戻ってきましたよ。それにしても、足ってなんでつるの?つったときはどうすればよいの?さーちーとうとう老化が始まったか!
今日最後の発見は、出発直前に島の全体案内を見ていたとき。何と、さーちーの大好きな作家である灰谷健次郎さんが渡嘉敷島に住んでいるらしい!灰谷作品の中にでてくる伸び伸びとした優しい子供達、確かに、てぃだ(太陽)と海がまぶしいこの島になら、いそうだなあと納得しました。
とにもかくにも、明日は、八重山商工頑張れ!
さーちーも、野望達成まであと32島、頑張るぞ!
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