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2007年1月30日 (火)

島島巡番外編:爽知的台湾旅行

 最近は冬ということもあって、島巡りをさぼりがちなさーちーですが、この度は自分へのご褒美で(笑)、久しぶりに「島」に行って参りました。
 大東島以来、そろそろビッグな島に行こうと思い、実は与那国島に狙いを定めていたのですが、与那国島を予備調査していたところ、その隣にとっても大きな島が・・・!

 なんじゃこりゃと思ったら、どうやら「台湾」である模様!(与那国島から100キロしか離れていない。沖縄の島々と一連でつながっている。)。

  台湾には美味しいモノがありそうだな、ふむふむ。それに、ドクターコトーを見ていても、美味しいモノの予感はしない(与那国島ごめん)。というわけで、食いしん坊さーちーとしては、即決即断で、島島巡り番外編「外国バージョン」2泊3日の週末台湾に行ってきました~。
 もっとも、これがさーちーのシマシマ制覇の趣旨に沿う島巡りではないのは明らかなので、制覇的には、ノーカンです(笑)。

 (今回は長いので、理路整然と段落替えしてみました。笑)

1  出発+入国

  那覇空港には、なんと小さいながらも「国際空港」があります。金曜日の夜7:55発の便に乗れば、ナント台北には8:25着です。(といっても30分で着くわけではなく、1時間の時差があるので、1時間30分です(笑)。)
 Photo_310

 出発時も、入国時も、小さくてもさすが外国(しかも中国圏)、かなり丁寧に←入国審査がされました。

 

2 ふぁーすと・いんぷれしょん

着いてびっくり、想像以上に台湾は栄えていた都会です(沖縄の田舎ぶりに慣れてしまっただけ?笑)。
 Photo_311 空港は大理石張りで(台湾は、大理石が名産品)ぴかぴか、広々だし(ちなみに、これは台湾の多くの施設の特徴)、飛行場から、台北へ行く高速道路脇にも早くも高層建物が並び、市街地に入ると、巨大建物のオンパレードです。 Photo_313  

久しぶりに新宿のような巨大企業広告ネオンサイン群も見ました(沖縄では見たことない・・)。同じ離島なのに、何がこんな経済の違いに通じるのか、うちなんちゅを応援するさーちーとしては、知りたいところです・・。

3 台湾人と沖縄人 (むりやり)比較!

 ホテルまでの短い時間に台湾人ガイドさんから聞いた特色も、沖縄人とはかなり違います。
 まず台湾人は、海外旅行好きらしい。老若男女を問わず、ボーナスや余裕のお金をほとんど全部旅行代に費やすそう(でも台湾から日本への飛行機代の方が、日本から台湾への飛行機代よりも高いとのこと。物価が安いせいか?)。海外旅行好きの沖縄人とは聞いたことがない。
  あと、車とスクーターの多さと運転の乱暴さ!すごいスピードで飛ばしてて、乗ってるこっちもドキドキです。運転手さん、なぜ目の前の赤信号までの距離を走るだけのために時速100キロまでアクセルを踏んで、車線変更をするの~!?(笑)
  沖縄人の運転は、おじいやおばあが、のろのろと車線内を右往左往して運転しているという、別の意味での恐怖がありますが(笑)。 
 Photo_314  唯一共通すると思ったのは、「北海道好き」の点でしょうか(笑)。沖縄にも、なぜか北海道系の居酒屋が人気ですが、台湾人の女の子は、北海道は、新婚旅行先としてとってあるんだ、と嬉しそうに話してくれました(笑)。
←屋台の看板

4 日本文化があちこちに!

  Photo_316 あ、あと、日本語は通じませんが、日本のコンビニ(セブンイレブンとファミマ。ファミマは「全家」という名称でした。)はたくさんあり、中では日本のポップソングがフツーに流れ(あゆとか、なぜか小田和正とか)、商品も見慣れたもので(おにぎりも発見!)、街にもNANAの映画のポスターや、えびちゃんの化粧品のポスターが貼ってあるなど、かなり日本の芸能文化は流通してました(ちなみに、懐かしのビビアン・スーが、台湾女性雑誌の表紙をかざってました)。 

5 大人(?)の夜遊び!

 そうこうするうちに、ホテルについたのは夜9時30分すぎ。
Photo_315  荷物を置く間もなく(笑)、早速、繰り出す先は、台湾名物の「4大夜市」の1つ「饒河街観光夜市(ラオフォーチェクワンコワンイエスー)」♪
  もちろん、お目当ては屋台の美味しいモノです~。

   し・か・し!

  屋台の入り口に立った途端、異様な匂いが~・・・。

  クサヤのような、納豆の100倍の匂いのような、いわゆる牧場の匂い、大地の匂いです(笑)。
  そのもとが、コレ。黄豆と黒豆から作る豆腐を乳酸発酵させたもの。
 Photo_317

 台湾人には大人気(らしい)、「臭豆腐」です~。

  チャレンジャーさーちーとしては、思い切って食べてみました・・揚げ豆腐みたいな感じで、周りはカリッとしていて、中は柔らか。それに加えて特徴的なのは黒っぽい漢方と野菜の味がする濃いタレ。におい消しのため、揚げ油にニンニクが入っているのか、口の中には強烈なニンニクの味。う~。
  すっかり降参してしまったさーちーです(笑)。
  が、この市場、あちこちに、トラップのように(笑)、「臭豆腐ゾーン」が設けられていて(設けているわけではないのでしょうが、とにかく人気商品なので、あちこちに屋台がある。)、この後も、夢中になって市場を回っていても、ふと気が付くとこのプーンという臭いにクラクラしました(笑)。

 幸いなことに、市場には他にも種々雑多なお店の中に、美味しいものが。

 こんなの↓、こんなの↓、こんなの。(左が10元=約40円の野菜饅、右が約90元=約360円のPhoto_318牛肉麺Dsc01474
Dsc01475   

Photo_319 あと、さすが台湾はお茶好きで、お茶のテイクアウト(様々な中国茶だけでなく、中国茶と蜂蜜と牛乳をブレンドしたものとか、棗の甘い実がブレンドされたお茶とか)のお店もたくさんありました。 

夜市は、観光客向けというよりも、地元の人が普通に来るところのようで、晩御飯を食べる人もいっぱいなのですが(夜市は9時~午前1時ころまでやっている)、食べるばかりでなく、レジャーランドになっているようで、カップルもいっぱいです。例えば、こんな面白い屋台を発見しました~!

Photo_321 鳥占い。占いが盛んな台湾ですが、こんなのもあるのですね。当たるのかな~、鳥おそるべし。

Photo_323

←そして、こちらは金魚屋さん。他にも、屋台なのに、犬やネコのペットを売っているお店多数!

Photo_324

←いちばん面白かったのは、コレ。路上にお客さんを座らせ、顔に白い石膏みたいなものを塗って、お店に人が白い長い「糸」を持って、目にも留まらぬスピードでその糸を顔に当てて、動かしてます。(なんだか、世界不思議発見とかのクイズ番組にでそう)。・・・・ナント、顔の産毛取り屋さん

屋台の多彩さにびっくりの1晩目でした~。

               

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2007年1月26日 (金)

むーちーです。

お正月気分も一新、再びハイビスカス満載のバージョンに戻ったさーちーです。
お正月期間中、帰省(?笑)していたくぅーちーちゃんも、戻ってきました(笑)。

というわけで、明日はむーちーです。
むーちー」・・・
なんだか、「さーちー」と「くぅーちー」の親戚みたいですが(笑)、レッキとした沖縄の行事です。

沖縄では、基本的に旧暦で行事を祝うのですが、コレは、旧暦の12月8日(今年は明日)に、月桃の葉で包んで蒸した、平たくて長方形の形の甘いおもち、「ムーチー(餅)」を作って食べるというものです~。
 お餅の色は基本は白だけど、黒砂糖やとうきびや紅いも混ぜたり、食紅で赤く色を着けたりもするそうです。
 これを神棚や仏壇、かまどなどに供えて、厄払いと家族の健康を祈願するのですが、特に子供の健康を願う行事のようで、子供が生まれて最初のむーちーには、ご近所さんや親戚にお餅を配るそうです(結構な出費になるとのこと・・)。また、子供がいる家庭では、子供の年の数だけ、むーちーを結んでつるすそうです。

 あと別名「鬼餅(オニムーチー)」ともいい、むーちーにまつわる鬼退治の昔話もあるそう(妹が、鬼になってしまった兄をむーちーを使って退治するという恐い話・・)。 

 なんだか、時期的にも、「年の数だけ」という点も、「鬼」のお話がある点も、内地の節分の「豆まき」を彷彿とさせますね~。あ、子供の日の「柏餅」にも似てるかな。

 ちなみに、聞いてみたところ、うちなんちゅの子によれば、それぞれ自分の年の数だけむーちーを食べれるので、子供の頃は毎年、その数が増えて嬉しかったそう(そもそも、そんなに10個も12個もたくさん、むーちー食べれるのか(笑)?!)。
 なお、あるうちなんちゅ本では、「一般的には月桃の匂いというのはかなり好き嫌いのある匂いと思われるが、恐ろしいもので、沖縄人は子供の頃からむーちーは美味しいものという刷り込みがされているので、沖縄人で月桃の匂いが嫌いな人はまず、いない」と書いてありました(笑)

 ちなみに、むーちーの時期は、毎年もっとも寒い時期だそうで、この時期は「鬼餅寒」と書いて「むーちーびーさ」と呼ばれていますが、今年は暖冬なので、そんなに寒くなることはなさそうです~。

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2007年1月19日 (金)

春のお知らせ

ごぶさたしています、さーちーです!
最近身内に不幸があったりして、投稿を差し控えていましたが、昨日、久しぶりにアップしたつもりが・・パソコンの調子が悪かったのか、載っていない~(涙)!!
というわけで、以下、朝から怒りの即行再アップです(笑)。

いきなりこんなで今年も、大丈夫かな~(笑)。

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今朝、琉球新報(沖縄タイムズと並ぶ沖縄県の2大新聞です)の一面にこんな記事が載っていました。

「カンヒザクラ 八重岳で開花」

キタキターー(笑)。

沖縄の短い冬、どうも早くも終わってしまったようです(笑。コートは出さず仕舞いだし、衣替えして毛糸のセーターは出したけど結局着ていない・・)。さーちーの大好きなサクラの季節到来!です。
今年はいつもより暖冬だったようで、サクラの見頃は2月上旬になりそうということでしたが、もう北部の桜祭りは20日から始まります。

といっても、実は、沖縄では、この報道よりも早い春の訪れを感じさせるモノがありました。

それがコレ!

Photo_309 オリオンビール恒例の期間限定ビール「いちばん桜」です!パッケージが素敵でしょ?
毎年新年明けに売り出すらしく、今年もお正月後の成人式前後くらいから販売開始していたのですが(早いぞ!笑)、人気の証拠に、もはや今ではスーパーやコンビニでも売り切れ状態です(単に販売本数が少ないのか・・。ちなみに某テレビ番組の影響で、沖縄のお店でも納豆の品切れが顕著です。笑)。
さすが、沖縄県ではシェア55%を誇るオリオンビール(ウィキペディア調べ。笑)!

残念ながら、沖縄県限定発売のようなので(そりゃそうか、あまりに時期外れですね。笑)、味も報告しますと、普通のオリオンビールとはちょっと違って(「ファインアロマホップ使用」がウリ)、さーちー的にはベルギーの白ビールのような果実の香を感じる、爽やかなお味です。

この売行きを見るに、あまり冬っぽくない沖縄でも、やはり春の訪れを心待ちにする気持ちは、皆同じなのかもですね。

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2007年1月 3日 (水)

南の島のお正月

A HAPPY NEW YEAR!

2007年は、2度目の宮古島で新年を迎えたさーちーです(テンプレートお正月バージョンにしてみました~!)。
今年が皆さんにとって、幸せな1年になりますように。

沖縄は、お正月は「雨」という予報でしたが、幸いにして超お天気のお正月でした。
宮古島の実力発揮です~。
泳いでいる人あり、海はキラキラ、半袖で十分です。これが沖縄人気の秘訣でしょうか。かたや、日本の北端では大雪が降っているのに、同じ国の中でこんなに違うって、日本ってスゴイ。

Photo_300

Photo_301 ←東急リゾート前の前浜ビーチ。夏に負けない輝きです。

それにしても、こんな陽気の中で(←関係ない)、沖縄のお正月は何をするのか?

そもそも、沖縄のホントのお正月は、旧正月で2月ころ(中国と同じですね)。だから、通常の元旦は特にお祝いはしたりしないという話を事前に聞いていたのですが・・。そうは言っても、今は、その他の日本全国では大々的にお正月を祝っている時期。

何かあるのでは~?!

ということで疑い深いさーちー(笑)、地元のお正月の準備を知るには、市場が一番!ということで、まずは、大晦日の宮古島の公設市場に行ってみました。

が、大晦日なのに、基本的には、閑散としていました(^^;)。

Photo_302 Photo_303

←(ちなみに、この公設市場の場所代は40円らしいです。誰でも出せるのかな?)

市場で、おばあ達が売っているのをみかけたお正月商品は、

Photo_304
紅白のかまぼこ(宮古島は平らなかまぼこが有名。ちなみに沖縄のかまぼこは蒸し物ではなく、油で揚げた揚げ物です。)

Photo_305

②平かまぼこと、タクアンを包んだ巻きずし

Photo_306③朱のゼラチンのゼリーと、黒いあんこのお菓子

くらいのようです。

おせちはどうもないようだし、お雑煮も食べないよう・・(ホテルの朝食バイキングではあったけど・・)。
でも、少なくともお店はしっかりと三が日お休みしているところが多いようです(笑)。

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おせちはなくても、初詣関係はどうなのか?

飽くなき探求心でさーちー(笑)、元旦には、初詣にも行ってみました~。
といっても、神社は島に1つしかありません。市街地の中心、港からも3分くらいのところにある「宮古神社」、参道は長さ10メートルくらいです(笑)。

Photo_307宮古島の中の施設としては、元旦の午後でも格段に混んでいて、20人くらいの列ができていました。小さいけど、おみくじもひけたし(さーちーは「吉」!)、たこ焼きや鯛焼きの屋台も1つあって、お着物の子供達もお参りしていて、おぉ、これは、ミニお正月の雰囲気!

 ただ、お賽銭箱の前の幅は3メートルくらいあるのだけど、20人がその前に詰めかけるというのではなく、2人ずつくらい列になって待ってて、家族毎に順番に参拝していたのが、島らしいゆっくりさで印象的でした。

 

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