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2007年9月30日 (日)

マンタ大遭遇!

さてさて,さーちーの夏休み@八重山はまだまだ続きます(いつまで続くんじゃ)。

今回は,石垣島川平(かびら)のいわゆるマンタスクランブルと呼ばれているポイントにマンタを見に行ってきました(美ら海水族館でじゃないよ。)。この場所はかなりの確率でマンタ目撃に成功するそうなので,さーちーも期待感が高まくりです。

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しかし,一方,現場は非常に波が高く揺れまくりで,沢山の船が集結していました。まさに船がスクランブル状態です。さらに,入ると海中もダイバーだらけです(シュノーケルしているのは,さーちー他数名だけ。実は,相当迷惑?)。さすが,天下のマンタスクランブル・ポイント。

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さて,本当にマンタは見られるのか?!

シュノーケルしながら,うろうろすること15分ほど。ちなみに,ここは水深10メートルくらいで,大きな岩場に少しサンゴがくっついているような感じで,魚影は他のところほど濃くはありません。

すると!

本当に,何気なく,眼下の後方から,近づいてくる大きな影が!しかも2枚(マンタは「1枚」「2枚」と数えるンだそーです。)!シュノーケルは,ダイビングより視野が広くなるので,下のダイバーさん達よりも,いち早く発見です。

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全長は10メートル(うそ,せいぜい5メートル弱か)で,水深10メートル弱くらいのところを両手(?)を大鳥のように,ゆっくり振りながら,悠々と泳いでいました。さーちーのいる高さまでやってこなかったので,一緒に泳いだとまではいえませんが,さーちーの下を通過していったので,ほぼ一緒に泳いだのと一緒です(そうか?)。

とりあえず,貴重な写真(激写!)をアップします。

Photo_3←うーん,近くで見たのだけど,写真だと遠い・・。2枚は,夫婦なのでしょうか?うち1枚は,サメに食べられてしまったのか,尻尾と口の一部がなくなっていて,可哀想でしたが,口を一杯に開けて泳いでいました(マンタは,海水を飲んで濾過しながら,海水中のプランクトンを食べるのです。)

グルッと大きな輪を描くように泳いでいて,ときにはあの砲弾のような口を,さーちーの方に向けて,上方に向かって迫ってくると,迫力です。

しばらくすると,視界の外へとまたヒラヒラと行ってしまいましたが,その後,もう少し小さいまた別の1枚が登場!Photo_2

本当,グラインダーのように泳いでます。

 さすが,マンタスクランブルの名に恥じぬ合計3枚のマンタを目撃で,大満足のさーちーでした。

 それだけでも満足ですが,おまけに,マンタスクランブルに行く途中に立ち寄ったダイビングスポットの崎枝ビッグアーチ」もアップしておきます。

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見事なサンゴでした。はっきり行って,これまでさーちーが見た中でもダントツです。深い谷の両側にびっしりとサンゴがついている感じです。小魚も沢山いて非常に素晴らしかったです。

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←もう1つ別のポイント。これは「グルクンの根」と呼ばれているスポットです。これ,全部グルクン(タカサゴ)です。グルクンは沖縄の県魚で,沖縄の居酒屋では唐揚げなどの形で登場します。美味しそー。

 

 石垣の海は,やっぱり,素晴らしいです。感謝。 

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2007年9月28日 (金)

ジュゴンの島 【新城(アラグスク)島】

 まだまださーちーの夏休みは続いてます。

 今回は,とうとう,なかなか行けなかった,八重山の新城(アラグスク)島に行ってきました。

 新城島は西表島の南東に位置します。現地では「パナリ(離れの意味)」と呼ばれていて,上地島と下地島から構成されています(引き潮の時には地続きになるようです。)。

 現在は上地島には7人が住んでいるけど(もっとも,行政上の住民登録は12人あるらしい),島までの定期便はなく,幾つかの業者によりシュノーケルやダイビングのツアーが組まれていて,それで行くしかないので,夏になるまでなかなか行けなかったのです。

 今回はマリンショップKATSUさんの,石垣島発の「シュノーケル&新城上陸ツアー」に参加して上地島に上陸してきました。

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立派なさんばしがあります。住んでる人もいるけど,観光客も多いからね。

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←集落は普通の竹富の集落という感じです。とても7人しか住んでいないと思えない。ちなみに,電信柱も立っています。60年前には500人以上が住んでいたそうです。西表島などに移住したそうです。今でも旧盆に島のお祭りがある時には500人くらいが集まるんだそうですよ。

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ヤギも飼われています。目が可愛いんですよね~。

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←さーちー定番の小学校シリーズ。もちろん今は廃校になっています。

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←空き家になってるレストラン横に,巨大ガジュマル発見!

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←新城の周囲の海は,とてもきれいで有名です。

 島には,「海の神様」を祭った「お宮(御獄(ウタキ))」がありました。お宮の中には,島の人しか入ってはいけないとのこと。ガイドさんのお話だと,「神様」として祀られているのは,ジュゴンの骨だと言われているらしいです。昔は周囲の海に,ジュゴンが泳いでいたそうです。それくらい,海がキレイだったんですね。

 なお,御獄の写真を撮ると祟られるなどとガイドさんに脅されたので(!笑),写真はありません。

 桟橋の周りはこんなに綺麗な海ですが,さーちーは,もちろん「中」も見てみました~。

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←見事な枝さんご,テーブルさんごの畑が広がります(えっ?一部白化現象が生じてるって?「でも,そんなの関係ねえ~!」今年の夏は特に暑くて海の気温が上がってしまったので,一部死んでしまったのです・・。)

 西表島でのシュノーケル以来,久しぶりにピンク等のカラフルさんごを見ました。

以下,新城島のお魚紹介です。さんごはキレイなのですが,若干海水の透明度が低いので写真写りはいま一つかもしれません。これまでサーチーブログで紹介していない魚を厳選(!)してお届けします。

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←写真中央の魚はクラカケモンガラです。ムラサメモンガラとはちょっと違います(とっても似ていますが)。

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←久しぶりにみたコブシメです。要するにイカさんですね。

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←真ん中の青地に白線の魚サザナミヤッコ幼魚です。水族館でしか見たことがなかったので感激です。

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←二匹見える魚が,テングカワハギです。 この写真は光と焦点の調整がたまたまうまくいきました。ナイスショットです(自画自賛さーちー)。

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ニジハギです(うーん,紹介する魚が,だんだん地味になってきました。笑)。その他にも新城島には,ブダイシロクラベラがうようよいました。

 今日は,結構波があったので,魚をシュノーケルで眺めていると,波で揺られてゆらゆらさーちーなのですが,見ていると,波がゆれると,海の中をさーちーとまったく一緒のリズムで波に揺られてます

海の生き物である魚は,波なんかに翻弄されないで,波の中でもしっかり泳いでいると思っていたので,一緒の仲間になったようで,シュノーケルって好きです。

おまけに,新城島の帰りに立ち寄った黒島沖のさんごポイントでの写真です。

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見事な超巨大テーブルさんごです(これも白化現象が進んでますね。。)。

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イシガキスズメダイ。実は初めて見ました。

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ギチベラ

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ノコギリダイ(だと思う)。

ともかくこれで,ついに46島目を制覇しました。

さーちーの野望達成まで,あとわずか2島

まだまだ頑張るさーちーです。

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2007年9月17日 (月)

銭湯もまた楽し♪

台風のせいか,昨晩からお風呂の湯沸かし器が壊れてしまい,お湯が出なくなってしまいました。

いくらまだ夏だと言っても,水シャワーはつらい・・ということで,沖縄に来て初めての銭湯!に行ってみることにしました~。銭湯なんて,そもそも内地でも,最近入ったのはどれくらい前だろう・・。

早速調べてみたら,沖縄での銭湯は現在,13軒しかないとのこと。そもそも沖縄の人は,暑さゆえ,もっぱらシャワーに入るだけで,おうちで湯船Dsc04200には入らないというので(ある友人は,湯船つきのアパートを探すのは大変だったと言っていました。),銭湯が経営難なのも無理ないです

幸い家の近くには「越来(ごえく)湯」 さんがあったので,早速行ってきました~。

←うーん,堂々たる「銭湯」ぶりです。Dsc04201                                                  のれんの下から見えているカウンターが番台です。お店の人は,玄関側を向いています。内地の番台と違って,中の脱衣所までは,吹き抜け(?)になっているわけではなく,番台の後ろは普通の壁になっていて,脱衣所側には小さな覗き窓があるだけです。

料金は,大人1人300円です

カウンターの横から,靴を脱いで入ると・・いきなり,湯船が見えて,中に3人の先客がいる!噂には聞いていましたが,脱衣所と洗い場の間の「仕切り」というか,窓ガラスとかが,まったくなくて,いきなり洗い場の方が見えるのです。(うーん,写真が撮れなくて残念!)。

でもある意味これ便利で,洗い場の中から脱衣所がよく見える。というわけなのか,脱衣所の荷物をしまう場所にも,鍵はついていません

ちなみに,トイレも脱衣所の側にはなくて,なぜか湯船のある洗い場の向こう側にトイレがありました・・(服を来たまま,洗い場を横切るのは間抜けだった・・。)。

そして,洗い場には,Tの字型につながっている,そう大きくはない長方形の湯船が2つ。1つは深くて,もう1つは浅い。洗い場の両側の壁には,水用とお湯用の2本の配水管が通っていて,それらが,壁の並んだ各蛇口で合体。シャワーは,1蛇口置きくらいにあります。

さらに,ふと気が付くと,正面の壁のタイル。

な,な,なんと!(←古っ・・笑)

20平方㎝くらいの大きさのタイル6つの上に,水彩画のように描かれているのは,内地の銭湯でお馴染みの「富士山と松」をモチーフとした絵ではないですか~!

(ちなみに他には,これまたあまり沖縄で飼っているのは見ない金魚の絵が,右側の壁には,断崖絶壁の上の家が,それぞれ描かれていました。)。なんとなく,いつもの沖縄の調子でかりゆしウェアっぽい,ミンサー模様とかが描かれているイメージがあったので(笑),びっくりでした。やはり,銭湯って内地文化なのでしょうか~?

ってことを思いながら,早速脱衣所で準備を始めて,ふと気が付くと,脱衣所の壁には

「湯船で,洗濯をしたり,靴等を洗ったりしないで下さい」

という表示。靴,よく洗う人がいるの・・?

さらに,洗い場の壁に,銭湯の心得みたいなものがあり,その1つが,

湯船の中で顔などを洗うと危険です。」

・・え・・(笑)!?

ちなみに,どきどきしながら,入浴してみましたが,全然,大丈夫でした(笑)。

あと,びっくりしたのは,2つの湯船のうち,あまり利用している人がいなかった浅い方は,江戸っ子びっくりの熱いお風呂(笑)だったこと。これは,シャワーがメインのウチナンチューにとっては,大変珍しいのでは~。

今回は,先客のおばさまも,後から来たおばさまも,地元の人で,おそらく,バリバリのナイチャー(内地の人)顔のさーちーが銭湯にいるのを不思議がって,かなりじろじろとみられましたが(笑),一方,目を合わせるとニコッとしてくれたり,初めて見た私に世間話をしてくれたりして,銭湯もなかなかいいな,と再確認でした。

是非,お近くに行く機会があれば,行ってみて下さい。あ,その際は,石鹸やシャンプーリンスを忘れずに(当然のごとく,ない)!それから,ドライヤーはないので(見てみたけど,そもそもコンセントがないようでした),風邪をひかないようにして下さいね~。

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2007年9月14日 (金)

古座間味ビーチ【座間味島】

こちら,台風11号大接近中の沖縄です(今年は,本当に当たり年だ~)。

相変わらず,猛烈な風と雨です・・。(ゴルフの打ちっ放し場も早々にお休み)。

Photoそんな天気をよそに,台風をが来る前の夏休みに行った島の報告です。

行き先は本島から高速艇で1時間フェリーで1時間30分,ダイバーのメッカ「座間味島」。以前,アカ島からの帰りに船が停船したときにダッシュで上陸して「制覇」カウントしてしまったのですが(^^;),さすがにそれじゃ如何だろうということで,改めて「本格制覇」してくることにしました!

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 10時発のフェリー座間味で1時間30分,座間味港です。これはかなり期待できそうです。

 島のメインビーチである古座間味ビーチへは,港のターミナルから,2種類の民間のツアーバス(公共のバスは廃止になってしまったらしい。)が運行しています。どっちも往復の券と,シャワーの券と併せて1000円(競争原理は働いていない・・笑)

 古座間味ビーチには売店兼シャワー室があって,売店の中では2つのお店がお菓子や飲み物を売ったり,簡単なお昼ごはんを売ってます(ちなみに,この2つのお店がビーチでのパラソル等の貸し出しに関しても競合している様子)。

 ↓売店の前から古座間味ビーチへの風景(ちなみに写っている方はさーちーではありません)

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古座間味ビーチは,かなり波打ち際が長くて広々してます。最近は管理が厳しくなっているようで,遊泳範囲も限られていて,監視員の人が左右に目を配っています。

一番右側の岩場の近くに一番サンゴがあるという事前情報に基づき,さーちーは右端のパラソルをゲットして,早速マイ・シュノーケルで,海の中へ!

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←サンゴのアップ。確かに,本島周辺よりも,サンゴあり。でも,10年前に座間味来た人たちが,サンゴがかなり死んでしまっている・・と嘆いていたのも分かるなあ。同じ慶良間諸島でも,なぜか本島により近い渡嘉敷島のサンゴに負けてます。

Photo_4 ←細長いアオヤガラ。 いつも水の表面に群でいることが多いのですが,こんなとこにいました。

Photo_11 ←ロクセンスズメダイとルリスズメダイ

Photo_6←魚以外に,こんなにもいます。クロガシラウミヘビ。

Photo_12 Photo_13

←左角に写っているホンソメワケベラは,他のもっと大きな魚に付いた寄生虫をとることで有名な,「海のお掃除やさん」。さーちーの手をつついて,掃除(?)してくれました(笑)。

そして,今回の最大の出会いは,この子です。クマノミ・ファミリーのうち,「ハマクマノミ」「クマノミ」「カクレクマノミ」の「クマノミ3兄弟(ネーミングbyさーちー)」はよく見るし,前回の石垣の白保海岸では背中に白い線が入った「セジロクマノミ」を見ましたが,これは,セジロにさらに白い縦線が入ったこ「ハナビラクマノミ」くん。海岸右側の岩場の少し水深が浅くなっているところに,住んでますよ~。

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2007年9月 5日 (水)

やんばるの魅力~比地大滝トレッキング

 ごぶさたしてます,さーちーです。

 8月の沖縄は,意外にも晴天の日が少なくて,なんとなーく夏が盛り上がらないうちに(笑),9月になってしまいました

 そんな中で,8月イチオシだったのが,北部やんばるの「比地(ひじ)大滝」

 ガイドブックでは「8月は登るのに適していない」と書いてあったけど,沖縄の観光地では珍しいくらいの家族連れ(しかも,外人さんが多い!)でにぎわってました~(キャンプもできるからか。沖縄の人はキャンプ好き)。

Photo まず入り口の管理小屋で入園料300円を払って,片道40分のトレッキングスタート!

  道は丸木で整備されてて歩きやすいです。

  8月でも,空まで植生で覆われているので,ビーチにいるより全然涼しいし

  歩いていると。。。。

何か少年がかがみこんで写真をとっている・・Photo_4

こんなヤツを発見!

きれいーー。

体が緑,羽の半分が青,羽の先の方が黒いリュウキュウハグロトンボ(オス)です。

さすが子供はメザとい。

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 さらに進んで,吊り橋を渡ると・・・

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今度は,手すりにじっとしているホントウアカヒゲ。確かに,髭を生やしているようです。

楽しい~。

何気なく近くにいるけど,天然記念物だそうです。

 そして40分後の到着地点・・

Photo_8   言わずと知れた,主役の比地大滝。この距離からも,水しぶきかかりまくりで,マイナスイオンシャワーです(ちなみに滝壺は遊泳禁止。川も禁止なんだけど,泳いでいる人は何人かみかけました・・) 

  ホント,海もいいけど,山もイイですね。

 

  最後のおまけに,比地大滝から国道に出てすぐの国頭村の「道の駅ゆいゆい」で,こんなクイナくんをみつけました。Photo_6 Photo_7 昭和62年に沖縄で国体が開催されたときに,国頭村ではウエイトリフティング競技が行われたので,そのときのマスコット・キャラクターだそうです。跳べない鳥だから,せめて力技(笑)?

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