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2007年9月17日 (月)

銭湯もまた楽し♪

台風のせいか,昨晩からお風呂の湯沸かし器が壊れてしまい,お湯が出なくなってしまいました。

いくらまだ夏だと言っても,水シャワーはつらい・・ということで,沖縄に来て初めての銭湯!に行ってみることにしました~。銭湯なんて,そもそも内地でも,最近入ったのはどれくらい前だろう・・。

早速調べてみたら,沖縄での銭湯は現在,13軒しかないとのこと。そもそも沖縄の人は,暑さゆえ,もっぱらシャワーに入るだけで,おうちで湯船Dsc04200には入らないというので(ある友人は,湯船つきのアパートを探すのは大変だったと言っていました。),銭湯が経営難なのも無理ないです

幸い家の近くには「越来(ごえく)湯」 さんがあったので,早速行ってきました~。

←うーん,堂々たる「銭湯」ぶりです。Dsc04201                                                  のれんの下から見えているカウンターが番台です。お店の人は,玄関側を向いています。内地の番台と違って,中の脱衣所までは,吹き抜け(?)になっているわけではなく,番台の後ろは普通の壁になっていて,脱衣所側には小さな覗き窓があるだけです。

料金は,大人1人300円です

カウンターの横から,靴を脱いで入ると・・いきなり,湯船が見えて,中に3人の先客がいる!噂には聞いていましたが,脱衣所と洗い場の間の「仕切り」というか,窓ガラスとかが,まったくなくて,いきなり洗い場の方が見えるのです。(うーん,写真が撮れなくて残念!)。

でもある意味これ便利で,洗い場の中から脱衣所がよく見える。というわけなのか,脱衣所の荷物をしまう場所にも,鍵はついていません

ちなみに,トイレも脱衣所の側にはなくて,なぜか湯船のある洗い場の向こう側にトイレがありました・・(服を来たまま,洗い場を横切るのは間抜けだった・・。)。

そして,洗い場には,Tの字型につながっている,そう大きくはない長方形の湯船が2つ。1つは深くて,もう1つは浅い。洗い場の両側の壁には,水用とお湯用の2本の配水管が通っていて,それらが,壁の並んだ各蛇口で合体。シャワーは,1蛇口置きくらいにあります。

さらに,ふと気が付くと,正面の壁のタイル。

な,な,なんと!(←古っ・・笑)

20平方㎝くらいの大きさのタイル6つの上に,水彩画のように描かれているのは,内地の銭湯でお馴染みの「富士山と松」をモチーフとした絵ではないですか~!

(ちなみに他には,これまたあまり沖縄で飼っているのは見ない金魚の絵が,右側の壁には,断崖絶壁の上の家が,それぞれ描かれていました。)。なんとなく,いつもの沖縄の調子でかりゆしウェアっぽい,ミンサー模様とかが描かれているイメージがあったので(笑),びっくりでした。やはり,銭湯って内地文化なのでしょうか~?

ってことを思いながら,早速脱衣所で準備を始めて,ふと気が付くと,脱衣所の壁には

「湯船で,洗濯をしたり,靴等を洗ったりしないで下さい」

という表示。靴,よく洗う人がいるの・・?

さらに,洗い場の壁に,銭湯の心得みたいなものがあり,その1つが,

湯船の中で顔などを洗うと危険です。」

・・え・・(笑)!?

ちなみに,どきどきしながら,入浴してみましたが,全然,大丈夫でした(笑)。

あと,びっくりしたのは,2つの湯船のうち,あまり利用している人がいなかった浅い方は,江戸っ子びっくりの熱いお風呂(笑)だったこと。これは,シャワーがメインのウチナンチューにとっては,大変珍しいのでは~。

今回は,先客のおばさまも,後から来たおばさまも,地元の人で,おそらく,バリバリのナイチャー(内地の人)顔のさーちーが銭湯にいるのを不思議がって,かなりじろじろとみられましたが(笑),一方,目を合わせるとニコッとしてくれたり,初めて見た私に世間話をしてくれたりして,銭湯もなかなかいいな,と再確認でした。

是非,お近くに行く機会があれば,行ってみて下さい。あ,その際は,石鹸やシャンプーリンスを忘れずに(当然のごとく,ない)!それから,ドライヤーはないので(見てみたけど,そもそもコンセントがないようでした),風邪をひかないようにして下さいね~。

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