2007年1月 3日 (水)

南の島のお正月

A HAPPY NEW YEAR!

2007年は、2度目の宮古島で新年を迎えたさーちーです(テンプレートお正月バージョンにしてみました~!)。
今年が皆さんにとって、幸せな1年になりますように。

沖縄は、お正月は「雨」という予報でしたが、幸いにして超お天気のお正月でした。
宮古島の実力発揮です~。
泳いでいる人あり、海はキラキラ、半袖で十分です。これが沖縄人気の秘訣でしょうか。かたや、日本の北端では大雪が降っているのに、同じ国の中でこんなに違うって、日本ってスゴイ。

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Photo_301 ←東急リゾート前の前浜ビーチ。夏に負けない輝きです。

それにしても、こんな陽気の中で(←関係ない)、沖縄のお正月は何をするのか?

そもそも、沖縄のホントのお正月は、旧正月で2月ころ(中国と同じですね)。だから、通常の元旦は特にお祝いはしたりしないという話を事前に聞いていたのですが・・。そうは言っても、今は、その他の日本全国では大々的にお正月を祝っている時期。

何かあるのでは~?!

ということで疑い深いさーちー(笑)、地元のお正月の準備を知るには、市場が一番!ということで、まずは、大晦日の宮古島の公設市場に行ってみました。

が、大晦日なのに、基本的には、閑散としていました(^^;)。

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←(ちなみに、この公設市場の場所代は40円らしいです。誰でも出せるのかな?)

市場で、おばあ達が売っているのをみかけたお正月商品は、

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紅白のかまぼこ(宮古島は平らなかまぼこが有名。ちなみに沖縄のかまぼこは蒸し物ではなく、油で揚げた揚げ物です。)

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②平かまぼこと、タクアンを包んだ巻きずし

Photo_306③朱のゼラチンのゼリーと、黒いあんこのお菓子

くらいのようです。

おせちはどうもないようだし、お雑煮も食べないよう・・(ホテルの朝食バイキングではあったけど・・)。
でも、少なくともお店はしっかりと三が日お休みしているところが多いようです(笑)。

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おせちはなくても、初詣関係はどうなのか?

飽くなき探求心でさーちー(笑)、元旦には、初詣にも行ってみました~。
といっても、神社は島に1つしかありません。市街地の中心、港からも3分くらいのところにある「宮古神社」、参道は長さ10メートルくらいです(笑)。

Photo_307宮古島の中の施設としては、元旦の午後でも格段に混んでいて、20人くらいの列ができていました。小さいけど、おみくじもひけたし(さーちーは「吉」!)、たこ焼きや鯛焼きの屋台も1つあって、お着物の子供達もお参りしていて、おぉ、これは、ミニお正月の雰囲気!

 ただ、お賽銭箱の前の幅は3メートルくらいあるのだけど、20人がその前に詰めかけるというのではなく、2人ずつくらい列になって待ってて、家族毎に順番に参拝していたのが、島らしいゆっくりさで印象的でした。

 

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2006年9月 8日 (金)

宮古のリゾート伊良部島・下地島、神さまの宿る大神島

  宮古島3日目(アップはずいぶん経ってしまいましたが・・笑)。
朝、ホテルで目覚めると天気が曇りだったので、シュノーケリングはあきらめて、島制覇に精を出す?ことに今日の方針を決断!早速、レンタカー屋さんに駆け込みました。

目的地は、残された宮古諸島の残りの3つ、西南側の伊良部・下地島と、東北側の大神島です。

まずは、平良港(ひららこう)へレンタカーで乗り込み、目指すは伊良部・下地島です。
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伊良部島へは船で12分、あっという間に行けます。便数もとても多いです。 伊良部島は人口も6500人くらい。
 島には信号も何個かあります(ちなみに、昨日の多良間島には1つだけ)。道はとっても空いていて、走っている車があっても、なぜかとっても安全運転でした(みんな、20キロから30キロくらいで走っている)。
港に着いてちょっと坂をあがったところに集落があります。

 ちなみに、集落に入ったところの、コンビニの看板↓

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・・・「この先」っていうか。。。「この島唯一のコンビニ」なんですけど。。(笑)
 

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 集落全体は、さーちーのイメージとしては、なんだか、熱海のイメージでした。島の東側の海沿いの斜面に家が並んでいます。道が細くてうねうねしているところも熱海に似ていると思いました。ただし、熱海との違いは、沖縄らしく「お墓」にあります。
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 お墓を写真に撮るのは失礼かもしれないけど、ごめんなさい。こんなお墓が斜面の一番上の道の、一番日当たりの良いところに並んでいます。沖縄では、一番に良い場所をお墓にするという話を聞きましたが、まさにそのとおりという感じがしました。

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 ←これは単なる巨大オブジェです(が、鳥好きのさーちー的には見逃せない。)。

 もとい、船を見送る岬という意味の「フナウサギバナタ」です。・・発音の切り方は、「フナ・ウサギ・バナタ」です、...多分。。(「船を見送る岬」の意だそう)。
 この像はサシバ(ワシ)をモデルにしたもの。10月ころサシバの大群が伊良部島に大量にやってくるそうで、そのことに由来しているものです~。

 さて、伊良部島の名物ポイントは、ここ「佐和田の浜海水浴場」。
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Photo_142  干潮だったのですが、ひたすら遠くまで、ひざ以下の水深が続いていました(さーちーもじゃぶじゃぶしたけど、水がぬるかったです。)。遠浅の海に、ずっと岩がごつごつあるのが特徴です。なんでも、250年くらい前の津波で運ばれてきたんだとか。なかなか絶景です。

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 と、伊良部島をドライブしていたら。。いつのまにか、下地島にいました。伊良部島と下地島の間には、細い川みたいのがあるだけなのです。その川がこれ! Photo_143

 もとは同じ島だったのでは!?
 ・・まあ、いずれにしても、オフィシャルに島であることには何の問題もないようで、さーちーの野望一個達成なので何の不満もありません。
 

 下地島には大部分、下地島空港がありますが、これはパイロットの訓練のための施設で、我々が乗るための飛行機は置いてません。

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 空港の周りの海はめちゃめちゃキレイでした。今回の旅行では一押しかな~。

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 これは、下地島の名所「通り池」です。

  池は二つあります。二つとも下で海とつながっていて、淡水と海水が混じっているのだそうです。地下25メートル以上深いところでつながっているそうで、さーちーのダイビング技術じゃとても海から入ってここまで上がってくることはできないようです。
 ちなみに、「通り池」の周辺は、何故かちょっと知床半島チックでした。Photo_148

サシバが来るのはこの「通り池」のところらしいです。また10月に来てみたい~。

 あとで、調べたら下地島はなんと人口40人だそうです。陸続き?だというのに伊良部島とずいぶん違います。大部分が、空港だからあまり住むのには適していないのでしょうか、確かに、あまり家は見なかったような気がします。国道を渡ったところにガソリンスタンドがあったような気がするけど・・・。
 ちなみに、ゴルフ場もあるのですが、何故か名前は「サシバリンクス伊良部」でした・・・
 
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 午後は、今度は、残された最後の1島、大神島へ。

 ここは、「聖なる島」として、地元の人に大切にされている島とのことです。ガイドブックにも、ほとんど情報が載っていません。

 ちなみに、向かうドライブ途中の本島で、「人頭税石」を通りました。Photo_150

なんと明治36年まで宮古島には政府から人頭税が課せられていて、15歳以上50歳未満の男性には穀物、女性には織物が税として課されていたそうです。この石より身長が大きくなると人頭税の対象になるとかいう話もあるそうです(本当は年齢を基準にしていたらしい)。

 

大神島へは、本島の北東の「島尻漁港」から行けます。

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   大神島には一日5往復の定期便があります。定期便が発着する島尻漁港はメイン道路を離れたひっそりとしたところにあります。
 定員24名乗りの定期便にはさーちーの他2名の客しか乗っていませんでしたが(採算とれるんだろうか・・?)、島の唯一の足として重要な役割をになっていることが、船の中に書いてあった、いろんな物の運賃表からうかがわれました。Photo_153

 

15分揺られると、大神島に到着です。
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 とりあえず、大神島の港は何もなくて、ひたすら暑い
 そもそも、地図もないし、案内板もないしで、相変わらず、手探りでの探検です。
 

港の前にあった道を左に行って...、Photo_156

しばらくすると、島の真ん中の山の方に行く道があったので、ひたすら登り...(相変わらず行き先不明)...すると、集落に出ました。 Photo_157 Photo_158 Photo_159

 

そして、小学校と中学校があるのを発見。花壇に花が育てられていて、ちゃんと開校している雰囲気。生徒は何人いるのかな(ちなみに、島人口は49人)?Photo_160 Photo_161

 集落の中をちょっと歩くと、遠見台という島のてっぺんに登る道があって、登ったところはとっても見晴らしが良かったです。爽快でした。

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 遠見台の岩は神聖な岩だそうで、上に登ってはいけないそうです。島の一番中央の一番高いところで、鎮座している岩というのは、島にとっての守り神なんでしょうね。また、この遠見台自体も、祭りの時期には登ってはダメだそうです。Photo_165
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 帰り際に、海岸でシュノーケルしているグループを見かけたので、さーちーもちょっと覗きましたが、上からもお魚がいっぱい見えました。見て下さい、この透明度!
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←青いのは、ガラスじゃなくてお魚ですよ~。水槽じゃなくて、海ですよ~!

 うー、シュノーケリングセット持ってくれば良かった~。当然ながら、店にはダイビングショップとかそういった機材を貸すようなところはありません(そもそもこの島にはお店というものがないようです。自動販売機は一台ありました。)。

 本当に、静かな島でした。観光化が全くされていないことは確かです。他の島と比べて、やはりちょっと神秘な感じがしました。今回の旅の中では一番、印象に残りました。

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 そして、めでたくこれにて、宮古諸島8つを制覇です。
 さーちーの野望達成まで、あと24島!

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2006年9月 5日 (火)

【難易度A!】フクギの里、多良間島・水納島

 宮古諸島の中に含まれているけど、距離的には宮古島と石垣島の中間にあるのが

   多良間(たらま)島水納(みんな)島。

  人口はそれぞれ約1400人と、7人!

 多良間へは宮古島からフェリーで2時間30分(往復4020円)、飛行機で20分(往復1万3560円)。ちゃんと1日2便あるので、日帰り可能です。
 コレよりも、難易度が高いのは、水納島。公共交通手段はないので、船をチャーターしないといけないとのこと。なんも無計画なのはいつものことですが、とりあえず出発してみようっ!   Photo_110  

ってなことで、出発。飛行機はプロペラ式だよん。

 

 降り立った多良間空港は、小さいながらも新しくてキレイな赤瓦の建物です。

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無計画なさーちーを導いてくれるはずの、インフォメーションセンターもないし、もちろんレンタカー屋の影もない。タクシーもないって書いてあったなあ。田舎のローカル線の駅と同じくらいの大きさの空港には食堂もなければ、売店も人がいない。そもそも飛行機に乗っていたのも全部で20人もいなかったしなあ(そもそも昨日の夕方に飛行機とれたもんなあ)。
 道路の「バス乗り場」という表示のところに大きいワゴン車が止まっていて、どうやらこれが「バス」のよう。
   Photo_111         運転席のおじいに、
さーちー 「このバス、どこにいくんですか~?」
おじい  「あんた、どこに行くの~。どこでも、行き先まで送っていくよ~。」
さーちー (・・これはバスというよりも、大型乗り合いタクシー?素晴らしい!) 「水納島行くフェリーを出してもらえる港の方に行きたいんですけど~」
おじい  水納島までの船チャーターするのは3万くらい。値切れば2万円くらいになるかもしれないけど、いいの~」
さーちー  「・・・」
 
  予想外のおじいの宣告に固まるさーちー。はやくもここで、離島制覇計画は頓挫するのかっ(←別に、2万円払えば行けるんだけど)。
  しかし、そこへ、「乗り合いバス」に乗り込んできた、50歳代くらいの姉妹と思しき女性が2人。
おばさま  「あら、私達これから水納島に行くのよ~。もう船もチャーターしてあるから一緒にどうぞ~」
さーちー 「是非是非一緒に連れていって下さい!!!」 

  やっぱり、旅って出会いですね(*^^*)。しかも、こんな偶然、かなりの奇跡です。おばさん達どうもありがとう!

  そうして渡った水納島。多良間から島に住む宮国さん所有の高速船で25分です。
 水納島は、今でこそ宮国さん一家7人しか住んでいませんが、琉球政府時代には移民政策で宮古島から100人くらいが移住して、漁業を営んでいたとのこと。 その名残か、港や堤防はとっても立派で、島の中にも、数件建物が残り、電柱や電灯もあります。今は、残った1家族はもっぱら酪農をしているとのことで、島の中には黒牛がけっこういました。Photo_129 みんなさーちーをじろじろ見てました。

  先程のおばさま方は、親戚の方が昔、水納島に住んでおり、今回は、「拝みに」(←沖縄では「お参り」といわずにこう言う。)行く目的での訪問だとのこと。島に着いてからも、おばさま方がすでに手配済みのトラック(といっても、この島に住んでいる1家族の方の物を借りるということなのですが・・)の荷台に便乗させてもらい、一緒に「拝み」の場所にまで着いていくことになりました。

 Photo_112 ↓まずはその前に、島の入り口の竜宮さまにご挨拶。

Photo_113 Photo_114  その後、ゴトゴトトラックで島の中に入っていきます。

そして、着いたのが・・
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 ←「水納御獄(みんなうたき)」です。
  

 島民以外の人は入ってはいけないとのことで、さーちーは外で待っていましたが、その間、時折、オオゴマダラ(?)風のチョウチョが飛ぶくらいで、島の中は、本当に人の気配もなくシーンとしていて、聖なる場所という感じでした。ウタキの後ろには、天然記念物の黒木の神木もあるそうです。
  水納島にはバブルのころ、リゾート開発の話もあったそうで、多良間島の経済活性化のためには、島人にとってはその方がいいのかも・・(少なくともバスのおじいは開発推進を希望していたようです。)と思いつつ、こういう世界がなくならないで欲しいなあとも願うさーちーでした。
  
  奇跡的な水納島訪問を経て、再び多良間島に戻ってきたら、例の「乗り合いバス」のおじいが港で待っててくれて、さーちーのリクエストに応じて島内観光をしてくれました~。う~ん、これもやはりこんな小さな島ならでは。
  多良間島の主要産業は、やはり製糖(サトウキビ)酪農。おじいの話によれば、酪農の方がもうかるけど、製糖の方が楽だそうです(さとうきびは何もしなくても育つのねきっと)。島の道と、島の集落はこんな感じです。↓

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  島にはかつて5つの集落があった名残で、各集落ごとにその中心となっていた5つの「御獄」があるとのこと。そのうち一番有名なのが、この「塩川御獄」。なんといっても、この御獄への参道として、約300年前に植えられたという「フクギ並木」が見事です。Photo_118

Photo_119 300年前の人たちは、恐れと敬いの気持ちを抱きつつ、このうっそうとした並木道を、御獄へと歩いたんでしょうね・・。

  参ったのは、今日が日曜日だから、ということで、島中に一軒も開いている食堂がなかったこと。さすが、観光化されてません!(というか、観光とかいう問題以前?)。商店は開いているけど、日曜日は弁当も売っていないんだってさ。
  やむをえず、空港の売店のおばさんを捕まえて、ようやく多良間島名物「うやきぼー」(「うやき」は金持ちの意。黒糖と小麦粉でできた棒状のクッキーみたいなお菓子で、「ぜいたく」という意味なんでしょうかね。素朴な味で美味しかった)を買って、飢えを凌いだ(笑)さーちーでした。ちなみにカールも食べました。

 食堂はなくても、島には飲み屋が5軒あるらしい。「梯子酒もできるよ」とおじいは威張ってました。1軒だけダイビングショップもあるらしいし、宿泊施設もあって、ほんのちょっとだけ観光化しているようです。

  アドベンチャラスな1日の最後は、宮古島に戻って、その名も「焼肉屋」さんで大奮発しての「宮古牛」焼き肉(供給は少ないらしく、島内で扱っているお店は少なそうでした。)腹一杯バージョンで締めたさーちーでした~!
 あ、やはり、1日の最後は、食い気で終わってしまいました(笑)。

 何はともあれ、今日は難易度Aの2つの島を達成!全島制覇まで、あと27島

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2006年9月 4日 (月)

車でドライブ、宮古・来間・池間島

♪「あなたの島の宣伝部長」、さーちーです。
というわけで、今回は、アド街風に~(先に言っちゃいますが)

 『ゆっくりまわっていけます、宮古諸島』

(う~ん、これは採用されないな・・苦笑)

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 遅めの夏休みをとって、今回は、石垣島と並ぶ「先島諸島」の雄、宮古島に行ってきました!
宮古島は、那覇から石垣に行く3分の2くらいの距離の場所にあり、飛行機で約45分。宮古島の全体の形は、「ちょうちんアンコウ」に似ている(橋でつながっている北側の池間島の部分が「ちょうちん」。)と思うさーちーです。
宮古諸島は、宮古島を含めて、全部で8つの島から構成されています。今回は、そのうちいくつ行けるか、乞うご期待です~。

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Photo_94  12時過ぎに空港に到着。平良空港(「ひらら」と読みます。人の名字のときは、「たいら」なのですが・・。)は、空港内に温室風の「中庭」があったりして、赤瓦の屋根と花々が白い壁に映える、キレイな空港です。

 最初にとりあえず、レンタカーを・・と思って、空港の出口付近で、各レンタカー会社のプラカードを持って立っているおにーさん達に頼んでみたところ・・

「今はピークシーズンなので、事前の予約がないと配車は一杯です。」

とのこと!(どおりで、出口から出てきてさーちーがうろうろしてても、勧誘がないと思った・・!)。西表島のときとはわけが違います(って相変わらず、前回の渡嘉敷島から学習してません・・。)。

 慌てて、空港のインフォメーションセンター(I)のお姉さんにお願いして、空いている車を探してもらいました。

 そしたら、すごいですね、I。

 日本ではあまり利用したことがなかったのですが(海外のIには、手数料払って宿泊先を探してもらうなどのお世話になりました。)、あっという間に探してくれて、しかも手数料無料。しかも紹介してくれたレンタカーの方(OTSレンタカー)が、「空港割引」とかlで、プラカードを持っている会社のところよりお安いのです。身近なサービスの有用性を発見しつつ(お姉さん、ありがとう!)、ようやく出発(でも生憎な曇空なのが残念)!

 Photo_98 宮古島の道の印象は、とっても運転しやすく、整備されているということ。
 道の両側は、とっくりヤシの並木か、ハイビスカスの灌木がずらっと並んでいて、かつ、道は平坦です。マラソンとか、トライアスロンとかに向いている(宮古島の別名は「スポーツアイランド」)というのも納得です。

 

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  あと、島のあちこちに、「宮古守(みやこまもる)くん」という(笑)等身大の警察の人形が立っているのに、ぎょっとします~(企業の寄付らしいのですが、かなりの数います)。
 
 

 さてさて、コースは、南下してから反時計回りで宮古島本島回りです。
  そこで、最初に到着したのが、宮古島の南西端に位置する来間島(くりまじま)
  距離にして約1.7Km離れていますが、1995年に来間大橋ができて、今では車で行けるようになりました。もっと、元気にあふれた成長期のサトウキビくん達が、道路まで大幅にはみ出して来てはいますが・・。
          Photo_100 Photo_101

 ←来間島側の展望台から、エメラルドグリーンの海の向こう側に見える宮古島の前浜ビーチ(超ロング白砂ビーチです)の風景は絶景です。

 あと、来間島で気になったのは・・・
 Photo_102   ←コレ。
 島内のあちこちで掲げられている「来間島憲法」(という名の「住民協定」らしいんだけど)。その中の3条では、何と「各家の庭には、1本以上ブーゲンビレアとハイビスカスを植えること」(実現されているかどうかは確認できませんでしたが・・)!
 美しい島の風景を、我々観光客が楽しめるのは、日頃の住民の方々の努力のお陰なんですね、と改めて実感。

 来間島から宮古島に戻り、ここのマンゴソフトクリームが超美味しいという宮古島在住の知人の前評判の「ユートピアファーム宮古島」さんへ。
 お店に入ったとたん、手焼きワッフルコーンのいい匂い~。 Photo_103  
 ←そして、これがうわさのマンゴーソフトです!

  中には、しゃりしゃりした生フローズンマンゴー果肉がいっぱいです。
 確かに、これはオススメ!

 満足したところで、南側の海岸線沿いを走って、今度は宮古島一番の名勝地、南東端の「東平安名崎」へ。2Kmにわたる長細い岬の一番先から、360度海という風景ですが、今日は天気が悪くて波が高く、まるで北海道?って感じでした。Photo_109
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 吹きっさらしの岬の先で、一面に赤い小さいい背の低い花が、地面にしがみつくようにして、一生懸命咲いていました。 
 

 さて、今度はどんどん北上して、宮古島の北の端、池間島(いけまじま)へ。
  Photo_108   池間島も、来間島と同様、1993年から約1.4kmの美しい池間大橋が架かって、車で行けるようになってます。
 この島をぐるっと1周できる道路が整備されていますが・・少なくとも島の東側半分には、建物は何もなく、ビーチ等へ降りていく脇道もまったくない。一体、こっち側の道路を開設した意味は??と、ちょっと不思議・・(でも道がないと、そもそもお店等もでないか・・)。

 島の西側半分には、池間島のさらに北にある巨大珊瑚礁群「八重干瀬(ヤビジ)」へダイビング・シュノーケリングに行く観光客のためのダイビングショップが立ち並んでいます。今回は天気が悪くて、挑戦できず、残念!

   代わりに、夕方の池間漁港は・・
  Photo_105   ←釣り人で一杯でした~。何が釣れるのかな?(一人釣れている人を見ましたが、小魚でした。)

Photo_106 そして、それを見ながら「ゆんたく(おしゃべり)」するおじいたち。平和な島の風景です。

 

 夜は、全品358(さん・ご・や)円という居酒屋「サンゴ屋」さんで、宮古の泡盛「宮の華」に挑戦(思ったより、甘みが少なくてあっさりした味だった)。
 さらにハシゴして、宮古そばの老舗「古謝(こじゃ)本店」で、念願の宮古そばを食べました!(←おいおい、そんなに食べて大丈夫?)

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 沖縄そばと違って、メンはまっすぐ。紅しょうがは載っていません。さつま揚(かまぼこ?)が載ってます。
 ダシは、豚よりもカツオの味が効いてて、あっさり上品な味でした。

さて、今日は順調に3島訪問。全島制覇まで、あと29島!

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