2007年11月11日 (日)

秋の全島闘牛大会(2)。

さすが、全島大会。全部で13の取り組みがありますが、一瞬で勝負がつくものは少なく、中には30分も押し合いをしてる試合も!その体力と我慢強さには感嘆してしまいます。

ところで、牛の名前には、競馬以上にユニークなものが多いです(ただ,多くは,やはり馬主ならぬ「牛主」ないし「牛シンジケート」の名前が冠されている様子)。

例えば・・

Photo_2

「安和友人会パンダ」って、ナニ?!いくらなんでも、立派なオオシイ闘牛を、パンダって・・。(と思ってたら、さらに「パンダパート2」という牛の名前も発見・・(^_^;)。しかも,正確には,「テスリ産業パンダパート2」・・。動物の名前とは分かりませんよ・・・(笑)。せめて「パンダ2号」とかじゃ、ないの・・?)

どんな牛さんが出てくるのかね、と思ってたら、写真のとおり(って言っても,小さくて見えませんね。右側の牛さんです)、顔が白くて、目の回りが黒い・・ナルホド、パンダです。

Photo_3  でも,このパンダくんの戦いは,堂々たる軽量級の「王座決定戦」です。(ちなみに,軽量級といっても,830kg対820kgの対決です。)。20分近い熱戦で、終盤我慢切れして(?牛も押し合いに飽きるのか、体力切れして疲れるのか、はたまた,いずれも無数の試合経験のあるベテランで相場感があるからなのか,長時間もみ合ったあとに、相手の押しにあっさり頭を横に返して、逃げたりして,血を見ることなく勝敗が決することが多い。前回は若牛編だったので,やはり血気盛んだったのかも。ちょっとホッとするさーちーです。)惜敗したものの、角を押し付ける角度を工夫するなど技巧派で、名前負けしない(?!)戦いぶりでした〜。

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秋の全島闘牛大会

Photo_6 
 闘牛が盛んな中部の中でも、各種大会の頂点と言うべき秋の全島大会

 今回は、今年五月にできたばかりの石川多目的ドームで開催です。

12時開催でしたが、11時30分で超満員!入場料が3000円もするのに、沖縄では別格の人気です。開始前の各牛のノボリ入場も、マーチングバンド付きで華やか。手塩にかけた自慢の牛たちの、晴れ舞台です。関係者は、我が子を見守るような心境なんでしょうね〜。

ちなみに、新しい建物だけあって、前回のローカル闘牛と違って、この観客席からなら安心して見れます。

 ・・でも「多目的」ホールっていうけど、闘牛以外に使えなくないですか(笑)?この設備〜。

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2007年9月17日 (月)

銭湯もまた楽し♪

台風のせいか,昨晩からお風呂の湯沸かし器が壊れてしまい,お湯が出なくなってしまいました。

いくらまだ夏だと言っても,水シャワーはつらい・・ということで,沖縄に来て初めての銭湯!に行ってみることにしました~。銭湯なんて,そもそも内地でも,最近入ったのはどれくらい前だろう・・。

早速調べてみたら,沖縄での銭湯は現在,13軒しかないとのこと。そもそも沖縄の人は,暑さゆえ,もっぱらシャワーに入るだけで,おうちで湯船Dsc04200には入らないというので(ある友人は,湯船つきのアパートを探すのは大変だったと言っていました。),銭湯が経営難なのも無理ないです

幸い家の近くには「越来(ごえく)湯」 さんがあったので,早速行ってきました~。

←うーん,堂々たる「銭湯」ぶりです。Dsc04201                                                  のれんの下から見えているカウンターが番台です。お店の人は,玄関側を向いています。内地の番台と違って,中の脱衣所までは,吹き抜け(?)になっているわけではなく,番台の後ろは普通の壁になっていて,脱衣所側には小さな覗き窓があるだけです。

料金は,大人1人300円です

カウンターの横から,靴を脱いで入ると・・いきなり,湯船が見えて,中に3人の先客がいる!噂には聞いていましたが,脱衣所と洗い場の間の「仕切り」というか,窓ガラスとかが,まったくなくて,いきなり洗い場の方が見えるのです。(うーん,写真が撮れなくて残念!)。

でもある意味これ便利で,洗い場の中から脱衣所がよく見える。というわけなのか,脱衣所の荷物をしまう場所にも,鍵はついていません

ちなみに,トイレも脱衣所の側にはなくて,なぜか湯船のある洗い場の向こう側にトイレがありました・・(服を来たまま,洗い場を横切るのは間抜けだった・・。)。

そして,洗い場には,Tの字型につながっている,そう大きくはない長方形の湯船が2つ。1つは深くて,もう1つは浅い。洗い場の両側の壁には,水用とお湯用の2本の配水管が通っていて,それらが,壁の並んだ各蛇口で合体。シャワーは,1蛇口置きくらいにあります。

さらに,ふと気が付くと,正面の壁のタイル。

な,な,なんと!(←古っ・・笑)

20平方㎝くらいの大きさのタイル6つの上に,水彩画のように描かれているのは,内地の銭湯でお馴染みの「富士山と松」をモチーフとした絵ではないですか~!

(ちなみに他には,これまたあまり沖縄で飼っているのは見ない金魚の絵が,右側の壁には,断崖絶壁の上の家が,それぞれ描かれていました。)。なんとなく,いつもの沖縄の調子でかりゆしウェアっぽい,ミンサー模様とかが描かれているイメージがあったので(笑),びっくりでした。やはり,銭湯って内地文化なのでしょうか~?

ってことを思いながら,早速脱衣所で準備を始めて,ふと気が付くと,脱衣所の壁には

「湯船で,洗濯をしたり,靴等を洗ったりしないで下さい」

という表示。靴,よく洗う人がいるの・・?

さらに,洗い場の壁に,銭湯の心得みたいなものがあり,その1つが,

湯船の中で顔などを洗うと危険です。」

・・え・・(笑)!?

ちなみに,どきどきしながら,入浴してみましたが,全然,大丈夫でした(笑)。

あと,びっくりしたのは,2つの湯船のうち,あまり利用している人がいなかった浅い方は,江戸っ子びっくりの熱いお風呂(笑)だったこと。これは,シャワーがメインのウチナンチューにとっては,大変珍しいのでは~。

今回は,先客のおばさまも,後から来たおばさまも,地元の人で,おそらく,バリバリのナイチャー(内地の人)顔のさーちーが銭湯にいるのを不思議がって,かなりじろじろとみられましたが(笑),一方,目を合わせるとニコッとしてくれたり,初めて見た私に世間話をしてくれたりして,銭湯もなかなかいいな,と再確認でした。

是非,お近くに行く機会があれば,行ってみて下さい。あ,その際は,石鹸やシャンプーリンスを忘れずに(当然のごとく,ない)!それから,ドライヤーはないので(見てみたけど,そもそもコンセントがないようでした),風邪をひかないようにして下さいね~。

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2007年9月 5日 (水)

やんばるの魅力~比地大滝トレッキング

 ごぶさたしてます,さーちーです。

 8月の沖縄は,意外にも晴天の日が少なくて,なんとなーく夏が盛り上がらないうちに(笑),9月になってしまいました

 そんな中で,8月イチオシだったのが,北部やんばるの「比地(ひじ)大滝」

 ガイドブックでは「8月は登るのに適していない」と書いてあったけど,沖縄の観光地では珍しいくらいの家族連れ(しかも,外人さんが多い!)でにぎわってました~(キャンプもできるからか。沖縄の人はキャンプ好き)。

Photo まず入り口の管理小屋で入園料300円を払って,片道40分のトレッキングスタート!

  道は丸木で整備されてて歩きやすいです。

  8月でも,空まで植生で覆われているので,ビーチにいるより全然涼しいし

  歩いていると。。。。

何か少年がかがみこんで写真をとっている・・Photo_4

こんなヤツを発見!

きれいーー。

体が緑,羽の半分が青,羽の先の方が黒いリュウキュウハグロトンボ(オス)です。

さすが子供はメザとい。

Photo_2

 さらに進んで,吊り橋を渡ると・・・

Photo_5

今度は,手すりにじっとしているホントウアカヒゲ。確かに,髭を生やしているようです。

楽しい~。

何気なく近くにいるけど,天然記念物だそうです。

 そして40分後の到着地点・・

Photo_8   言わずと知れた,主役の比地大滝。この距離からも,水しぶきかかりまくりで,マイナスイオンシャワーです(ちなみに滝壺は遊泳禁止。川も禁止なんだけど,泳いでいる人は何人かみかけました・・) 

  ホント,海もいいけど,山もイイですね。

 

  最後のおまけに,比地大滝から国道に出てすぐの国頭村の「道の駅ゆいゆい」で,こんなクイナくんをみつけました。Photo_6 Photo_7 昭和62年に沖縄で国体が開催されたときに,国頭村ではウエイトリフティング競技が行われたので,そのときのマスコット・キャラクターだそうです。跳べない鳥だから,せめて力技(笑)?

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2007年6月25日 (月)

ほ、ほ、ほーたる来い♪

5月から7月は、ホタルの時期。

さーちーの家から15分のところに「ビオスの丘」という植物園のような自然公園のような施設があるのですが、そこで「蛍ナイトツアー」があると聞き、これまでホタル観察をしたことがないさーちー、早速に行ってきました~。

これが良かった

まず、夜7時開始で、9時過ぎまで。完全予約制で、7月第1週までの週末の夜のみです。参加料は1500円ですが入園料630円込み+乗船料込みなので、かなりお得です。

コースは、最初にガイドのお兄さんからホタルの生態等について説明を聞いた後、45分のクルーズで園内の川からのホタル観察、その後は森の中を歩いてのホタル観察でした。

ここで、今の時期飛んでいるのは「オキナワスジボタル」。

ホタルっていうと、「こっちの水はあまいぞ~」って歌のとおり、綺麗な水の中に住んでいるかと思っていたけど、日本にいるホタル47種類のうち、幼虫時代を水中で過ごす「水生ホタル」って、ゲンジボタル、ヘイケボタルとクメジマボタルの3種類しかないって、知ってました?残りは、オキナワスジボタルも含めて「陸生ホタル」で、幼虫のときは森林の中に住んでいます。というわけで、ここにいるホタルは、すべて「陸生ホタル」です。

観察開始は、まずは水上。暗い中、ジャングルクルーズの要領で川を進んでいくと、いたいた、います!

「フラ~」と、光りながら、川岸近くや、森の中を2,3匹ずつ飛んでいるのが見えます(大量に飛んでいるのかと思ったので、想像とはちょっと違ったけど、なかなか風情はあります。)。

 ちなみに、飛んでいて、ずっと光っているのがオス葉にじっと止まって、明滅しているのがメスです(勉強になるな~。)。かなり遠くや、森の中の方でも、かなりはっきり見えます。

さらに、この幼虫も光っている

森の中でよくみるのは、「タテオビクシヒゲボタル」の幼虫ですが、歩いていると、思わず踏みそうになるような、遊歩道の脇の土のそこここに、クリスマスツリーの豆電球を落としたかのような小さな光が(マジで、かなり明るい。あまり点滅もしないで点いている。)、ポッ、ポッと、まるで誘導灯のように光っています(他への威嚇のためらしい)

そんな中、ガイドさんが用意してくれた「ホタルちょうちん」(ホタルを何匹かペットボトルに入れて明かり代わりにしたもの)をぶら下げた子供さんを先頭に、眩しいくらいの半月の明かりを頼りに、みんなで夜の森の中を散歩するのは、不思議な感じでした。

昨日は沖縄の終戦日である「慰霊の日」。「ホタルの墓」って映画があったけど、平和な時代って幸せだなと、しみじみ。

最後に一句。

「星明かり 瞬く地上も ホタル星」

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2007年6月24日 (日)

嘉手納ハーリー

今日は嘉手納ハーリーに行ってきました~。

「ハーリー」とは、旧暦5月4日に県内各地で行われる伝統行事で、中国から伝わったとされる爬竜船(はりゅうせん)競漕漁の安全と豊漁を祈願します。「ハーリー」という方が多いけど、海人で有名な「糸満」地方だけは、糸満「ハーレー」という発言にこだわりがあるそうです(^^)。

那覇ハーリーは観光客への配慮(?)からか、GWにやるので、沖縄の梅雨は「那覇ハーリーに始まり、糸満ハーレーで明ける」と言われています。(今年の旧暦は6月18日で平日だったようなので、嘉手納ハーリーは週末の今日になったのですかね)

Photo_221

←さてさて、10時開始ですが、さーちーは昼過ぎに到着。現地盛り上がってますが、観客用の駐車場はありません。通行止めおじさんにきっぱり言われました。近くにはまったくパーキングがないのに、どうすればよいのやら?というか、こんだけ沢山の人は、どうやって来たの?!仕方がないので、他の人にならって「舗道」路駐・・・。

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←会場の嘉手納町の比謝川の嘉手納港です。基本的に梅雨明けで天気良かったけど、今日も、時々、瞬間的スコール的集中豪雨(笑)が相変わらず降りました。

Photo_220

←レースはすでに第1回戦の半ば。第17組目が、スタート地点で待機してます。一度に3艘が勝負します。「職域ハーリー」と呼ばれ、各種の職種の人たちの対抗戦です。おそろいのTシャツとか着て、体の良いお兄さん達が、かなり気合い入っています。

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ヨーイドン!直後。向こうまで行って、折り返してきます。イギリスとかのボートレースとかと違って、漕ぎ手さんは漕ぐ方向に前向きに座ってて、オールは各自1本です。先頭の人がドラを鳴らしてみんなのタイミングを併せます。

Photo_219←先頭の船が折り返した後、ゴールしたところ。時間的には約3分くらいのレースです。思ったよりもあっという間。でも特に折り返しの仕方が難しそうで、この間に、かなり後ろと差がついていますね。 Photo_226

 ←1位になって喜ぶ皆さん。このチームは漕ぎ手11人、先頭の舵取り1人でした。

Photo_227 ←かたや、2位の船のゴール直後。疲労まくりです

Photo_224←その間、港の方はお祭り状態です。左は普通の商売のための屋台。右は各ハーリーチームごとにテントを立てて、観戦しながら、沖縄の休日にはお決まりのバーベキューしているようです。自前で肉やソバ焼いて食べてました。

どんどん夏っぽくなってきました~。

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2007年6月 4日 (月)

激闘!リアル闘牛!

さーちーが住んでいる沖縄本島中部には闘牛という娯楽があります。

スペインの闘牛が「人対牛」なのに対して、こちらは「牛対牛」。琉球時代から現在まで生き続けている庶民の娯楽です。中部の中でも、特にうるま市では、何と今でも毎週1週間に1回開催されているのです。

メジャー(?)な大会になると、ちゃんと新聞にも今週末の取り組みとして、詳しい情報が載っています。で、新聞を見ると、今週末は新屋慶名闘牛大会の「若力大会」。(新人戦みたいなものか?)

ネットの情報みると、沖縄らしく「まったりした娯楽」っていうし。なるほど。

とりあえず、乏しい情報を頼りに、一度行くかって、行ってきました~。

が、しかし。これがすごかった

すごい超迫力そんじょそこらの動物園とはワケが違います

って、ちょっとヒクくらいです。

まずは、今回行ってきた屋慶名(やげな)闘牛場は、なんと戦前の施設だそうで、ディープな闘牛世界の中でも、相当にディープな世界です(笑)。

近くまで行くと、「闘牛大会Bull Fight」というノボリがたっていますが、もちろん表示はありません。民家の合間の舗装されていないどろどろの路地を入っていくと、入り口付近のテントの近くに、開催者側?と思われる数名のおじさん、おばさんがうろうろしていて、その人の誰か(笑?)に2500円払う今日の取組みが書いてあるチラシがもらえて、これがチケット代わりになって通してもらえます。

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 さーちーも今回初めて行って分かったのですが、このディープな闘牛場には、正式な座席はなく、草むらに座って観戦するので、泥だらけになりたくない人はシートは必需品です。(さーちーは持っていかなかったのですが、会場には主催者側が用意してくれた「お米の空袋」があって、これを使わせてもらいました(^^;)。)

 かなり混むと聞いていたので、1時間くらい前に行ったのですが、確かに、開催する午後1時のころには、会場には予想以上の人。牛の関係者らしき人もいますが、全般的におじさん、おばさんの年齢層の人が多い。

Photo_214 ←入り口の反対側にある幹部席。審判する人も、司会者もここに座ってます。

 チラシには、なんと80才以上の人は入場無料」との表示が・・。さすが長寿県、沖縄。60才以上ではきっとモトがとれないのね。そして80才以上の人が、この野外の荒れくれたイベントを見に来るんですね・・(汗)。

そうこうする人に、司会の人の紹介とともに、いきなり始まったのですが・・

手順はこんな感じです。

Photo_207

 

まず一頭登場。勢子さんがついていて(大体裸足の若者~おじさん)、鼻のひもを引っ張ってきます。

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←待っている間、雄叫びをあげたり(牛が「咆吼する」って知ってました?狼のように吠えています)、砂にすりすりしたり(かわいい)しています。

 

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←そして、相手がやってきました。この牛は嫌がってて、引っ張られているけど、8割方の牛は、興奮剤でも打たれたかのような勢いで走り込んできて、いきなり勝負が始まります。

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←ドドドーッと入り込んで、いきなりツノ突き合わせたところで、勝負スタート。最初の取り組みは、爆弾v天波号です。

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←勝負によっては、牛よりも勢子さんの方が燃えている。横で大声でたきつけています。

 が、最初の取り組みは、ここからが、いきなりスゴかったのです。

 何と言っても、約800キログラムの重さ同士の押し合い。中央で付き合わせたな~と思ったら、あっという間にドドドドっと片方が押しまくられて、さーちーの目の前のフェンスまで、ドーン!ほとんどフェンスを乗り越えんばかりに体当たりです。当然、泥も飛びまくり。フェンスから1mの範囲に座っていたさーちーは、思わず後ずさりです。っていうか、戦前に作られたっていうフェンス、大丈夫か!?

そして、そのまま、押された牛は、相手の攻撃を交わして、相手の横に回り込もうと、そのままドドドとフェンスに沿うように、回り込み、ツノとツノがぶつかり合って、カチカチ乾いた音を場内に響きわたらせながら、今度は向こう側のフェンスにドーン!

  そして、さらに、バッファローのように、「(」と「)」の形になっている、ツノでつばぜりありをしていると思ったら・・

  グサッつつつ(流血)(←牛です。)

 あまりにスゴすぎて、写真なんてとってられません・・。

 地元のサッカーチームの小学生達もたくさん見に来ているのに、いいのでしょうか、この生々しさ。(そりゃ、確かにいつも焼き肉は食べてるけど・・) 

 さーちー、びびりました。もちろん、刺された牛は逃げ出して、勝負ありです。

 まったりした娯楽って言ったのは誰だ~?!

Photo_213 ←勝った方の牛は、この「優勝」垂れ幕をかけてもらいます。

 でも、これが普通の闘牛なのか、周りの観客のおばあや、おじい達は、ヒキまくるさーちーを見て笑ってました。加えて、後ろ足当たりを刺された牛も、びっこをひきつつも、つつがなく退場していきました。良かった、良かった。

 というわけで、心臓バクバクのリアル闘牛体験でした。

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2007年4月 4日 (水)

そして、さーちーが「あやはし」を走る日(続)

(まだまだ、さーちー激走中継中)←4月3日のブログを見てない人は、先にそちらを読んで下さいね~。

7 17キロ地点付近

 かなりお腹が減った・・。(←意外にも、これが一番頭を占めている意識。走るのってエネルギーを使うのです。)。もちろん、心肺も辛ければ、膝、股関節、太股も全部痛い。走り出してもどうしても直ぐに止まってしまうよう。普段から不摂生だし、先週は職場の送別会が毎日続いて暴飲暴食していたからなあ。結局、練習もちょっとしかしなかったし、うー神様ごめんなさい。と、次第に反省モードで弱り気味。 
 しかし、もう2時間10分経過。時間切れになっちゃう~、頑張らないと

8 19キロ地点付近

 あともう少しだから、またまた走り出したいけど、走っても直ぐに止まってしまう。でももう2時間30分だよ。沿道から、頑張れ、と連呼されて、応援されてもなあ・・。周りの人も同じく根性無しで歩いているし。走っている人も、さーちーが歩いているのと大して速度変わらない人もいて、もう皆限界状態。でも、もう橋の端が見えてきたぞ。
 こっちはまだ走っているのに、遠くから、早くも表彰式の音が聞こえてくる。トップは、もう1時間以上前にゴールインしているんだから、仕方がないか。1位は招待選手(去年の優勝者や上位入賞者)じゃなかったらしい。走るの早い人は沢山いるんだなあ。

9 ゴール!!

 ようやく橋をわたりきると、競技場まではもうすぐ。ゴールになっている競技場には、見栄張って、最後の気力で、歩きじゃなく走って入場。おー太股がつりそう。うー頑張れ。ゴール!ゴール!ゴール!いたたたた。

 一応の完走を果たしたさーちーではありましたが、自らの目標タイムを大幅に下回るさんざんな結果に終わりました。でも、足切りは免れたし、順位をみると、ハーフマラソン参加者2683人中900人以上はさ-ちーの後ろにまだまだいたようです。みんなさーちーと同様に、普段から練習積んでいるわけでもないのに、勢いで参加申し込みしちゃったのかもです。
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←あのICタッグが威力を発揮して、すぐに、順位とタイムが書いてある完走記録書を事務局から発行されます(ネットの完走者名簿にも載っちゃいます。)。写真は、順位とタイムの部分は省略してます。

 

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その後、公園内に出店していた商売上手な屋台で、完走記録書を、ラミネート加工して保管です。 

出場記念Tシャツももらいました。これで、さーちーも「マラソン大会制覇目指す人種」の仲間入り。他の大会でもこれ着て、アピールしちゃうぞー(だから、ハーフってのが力弱いけど・・。笑)

後半部分は「マラソン」の体裁になっていなかったけど、これで、またさーちーの野望を1つ達成です。
 今回のマラソン大会には家族参加サークルでの参加が多く、みんなござを敷いたりして(公園内にテント張っている人も結構いました。)、お弁当食べていて楽しそうでした。

Photo_37

←エイサーもあるよ。

Photo_38

みんなこのイベントを楽しみにして、日々のトレーニング積んだり、仲間とゆんたく(おしゃべり)したりするんでしょうね。マラソンが終わっても、会場ではみんなお花見状態になっていて、なかなか誰も帰ろうとしていませんでした。

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2007年4月 3日 (火)

そして、さーちーが「あやはし」を走る日

   4月1日はエイプリルフールではありますが、4月1日付け(ってアップが遅すぎでスミマセン・・)の以下の話は嘘ではありません(笑)。

 沖縄県民のマラソン好き(というか、沖縄がマラソンに適しているというだけか?)は、もはや有名ですね。沖縄のコンビニで普通に売られている「沖縄マラソンガイド30」の名前からも分かるとおり、メジャーなものだけで、県内で年間何と30ものマラソン大会が開かれているわけです。

 さーちーも、これまで、NAHAマラソン(平成18年12月3日付ブログ参照)、おきなわマラソン(平成19年2月25日付ブログ参照)と、沿道で応援して、市民ランナーの方々から感動を受けてきましたが、これまで、ひたすら見学に徹していた初心者さーちーが、今回、ついに、また新たな野望を達成してしまいました。(って、ここまで読んだだけで、悪い予感がしてきたアナタ、そのとおりです!)

 

  とうとうマラソン・デビューを果たしました!

 それが、4月1日の「あやはし海中ロードレース」です!

 ・・・・といっても、フルマラソンではなく、ハーフマラソンというところが力弱いのですが・・(^^;)。

 というわけで、今回は、【激走!第7回あやはし海中ロードレース大会】と題して(って、ちっとも、見出しとは一致していませんが・・(笑))、実況中継風です~。

1 コース解説 
 あやはし海中ロードレースは、本島中部にある、うるま市の「与勝半島」の陸上競技場から始まり、半島から東の方へと海の上へと突き出している「海中道路(橋)」を通って、さーちーが既に制覇済み(!)の「宮城島」まで一直線で進み、折り返して来る途中で「浜比嘉島」へ架かっている浜比嘉大橋を往復して、再びスタート地点に帰ってくるという分かりやすい「ト」の字型コース。
 コースのほとんどが橋であるため、眺めが綺麗で、かつ、平坦なので走りやすいといわれているようです。ちなみに、「あやはし」とは「美しい橋」の意味です。
 Photo_34

←海中道路の「あやはし」。これを走ってわたります。

 

2 スタート直前

 当日の天気は、1日前の夏日のような晴天から一転して、曇り。が、マラソンに暑さは大敵。というわけで、絶好のマラソン日和です。
 しかし、これまでの練習では、週末に8キロを2回走ったことがあるだけで、まだ生まれてこのかた10キロメートル以上連続して走ったことがないのに、いきなり大丈夫か、さーちー。

 とりあえず。会場である「うるま市与那城総合公園陸上競技場」にスタートの1時間30分前に着くと、思っていたより駐車場が多い。スムーズに駐車してから、バナナとサプリメントを食べて準備を整えて、開会式に向かいます。
 この大会は、3.8キロメートル部門(主に子供用)、10キロメートル部門、ハーフマラソン部門に分かれていて、さーちーが参加するのは、このうちハーフマラソン部門。2時間50分で足切りという時間制限がついているので、まずは目標は無事完走です。

 30分前から開会式で、うるま市長や協賛の琉球新報社の社長のお話などを聞き、参加葉書と引き替えにもらえる、タイム測定のためのICタグが付いているゼッケンを、安全ピンで着ているTシャツにとりつけます(今はこういう文明の利器で、個々人ごとにスタート時間とゴール時間が計測できるのです。だから、スタートが混んでて、後ろの方の人のスタートが遅れても、気にする必要がないわけですね。)。 

Photo_18

→ゼッケンタグ引換所。当日参加もオーケーです(人数限定)。

Photo_19 →大会ののぼりが出てます。                                                                                                

  

 

↓会場入り口。↓スタート地点

Photo_20

  Photo_24

  

 

Photo_25→会場のうるま市陸上競技場内。

 

 

参加人数は、3部門併せて7248人

Photo_21 

←まずはハーフマラソン部門から、いざ、スタートです!

    

3 スタート直後

 スタート直後、周囲を見渡すと、たくさんいる人も、Tシャツの模様等から何種類かにグループ分けできそうです。(まだ余裕、余裕)
 まず、○○ランナースとか、「○○走友会」等、ランニング・クラブ系の団体に属していることが分かる、走るのが趣味の人が、全体の3,4割くらい。
 次いで、「NAHAマラソン」「おきなわマラソン」等の参加記念のTシャツを着ている(中には、「ホノルルマラソン」「フランス」というレゴの人もいる。)、マラソン大会への参加ということ自体に燃えているらしき人が2割くらい(さーちーも、このジャンルに入りたい)。
 あとは、健康増進目的と思われる服装にこだわりがないおばあや、外人さんなど。カップルで走っている若い人も多い。でも、一番多いのは一人おじさん、一人若者男性か。 さーちーはマイペースマイペース。 

 なんて、ことを考えたりしながら流れに乗って走っていると、スタートして3キロ地点までは、なかなか好調な滑り出し。ラップは19分ちょい。ふむふむ。練習では1キロ6分30秒から7分で走っていたから丁度いいぞ。

Photo_26 →曇っているけど、海中道路。ランナーも見えます。

Photo_27→沿道の応援の人です。

 

 
 ふと気が付くと、道ばたには給水所
 そう、マラソンは疲れるけど、ファミコン(古い・・)のゲームにおける「パワーアップアイテム」と同様のモノが、道中に用意されいてるのです~。
 それが、給水所のお水、ボランティアの人々が沿道から差し出す黒砂糖お塩シャーベット水を含んだスポンジ、水が吹きでる簡易シャワー、エアサロンパスなどなど。
 しかし、これまたゲームと同様、「アイテム」が用意されいる場所は事前に分からない上、道には走る人があふれているため、タイミングよく道の端に寄ってないと、うまく捕れないのです・・。
 あ、また、逃した・・。まだ、そんなに喉乾いてないから、大丈夫。

4 7キロ地点付近

 すでに走り始めて、50分近く。 と思ったら、おー、もう折り返しの人が帰ってくるよ。とっても早いなあ。男子の優勝タイムが1時間12分だから、そりゃそうか。この人達はこれから私が進む道を歩んできた先輩なんだなあ。この人達より先にゴールにつくためには、先に出発するしかないのか。けれど、逆に圧倒的に能力が劣っていても、先に出発すれば先に到着することができるんだなあ。

 ・・・なぞと、ちょっと哲学的なことを考えながら、しみじみ。疲れてきている証拠?

5 9キロ地点(宮城島の第1折返し地点) 

折り返したら風がアゲンスト
 ふと気が付くと、さーちーの前方に、例のおきなわマラソンのときも見かけた、「初孫」の写真をプリントしたノボリを担いだおじいが走っているけど、風が強いと大変そう。だって、アナタ、まるで帆掛け船のように、自ら逆風を受けながら走っているわけです。さーちーの倍の労力ですよ~。おじい、頑張れ~。
 一方、さーちーも、これまでの練習は、8キロジョギングを2回走っただけだから、もう未知数の領域。そろそろ膝が痛んできて、給水所で借りたエアサロンパスを吹きかけつつ、これで足をリカバリー。なかなか気持ちいい。

 けど、まだ半分も来ていないのに、大丈夫か、さーちー。すぐにのどが渇くので、次の給水所が待ち遠しいぞ。お腹もちょっと減ってきた。

6 13キロ地点付近(浜比嘉島の第2折返し地点)

 もうペースも落ちてバテバテになってきました・・。周りもバテバテで歩いている人もちらほら・・。浜比嘉大橋は、大きなアーチ型になっていて、最初は上りなので余計キツイ・・。ついに上りは、歩いてしまいました。ヤバイ。下りは一応走って降りたけど。

 時間はすでに1時間35分。完走できるのか、さーちー?!(続く)

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2007年3月 4日 (日)

ダイキンオーキッドレディス第20回大会

本日(3/4)は天気が良いので(温度は、もうほとんど夏ですよ!)、ゴルフ観戦に行ってきました。

といっても、単なるコンペではありません。

堂々たるLPGAツアーの開幕戦、ダイキンオーキッドレディースです~!

プロツアーなのに、女性は全員無料という太っ腹さ。男性も、前売りで買うと当日3000円のところが1000円です。

何と言っても、沖縄県勢がプロアマ併せて9名も出場しているので、うちなんちゅも力が入ってます~。新聞は連日トップで報道、ニュースも1位の辻村明須香ちゃんよりも県勢の活躍がメインです(そりゃそうか)。

ダイキンオーキッドレディス第20回大会は、沖縄県南城市の琉球ゴルフ倶楽部で行われました。Photo_423 今日は最終日です。

←会場入り口

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←沢山のギャラリー

人気者はなんといっても、宮里藍ちゃんと横峯さくらちゃん。二人は優勝争いに絡みませんでしたが(藍ちゃんは瞬間ちょっと絡んだともいえるか・・・)、二人は最終日も同じ組で回っていて、優勝争いの組よりも沢山のギャラリーを引き連れていました。

Photo_426←17番ホールの藍ちゃん。赤い服が藍ちゃんです

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←同じく17番ホールのさくらちゃん大股歩きで歩測しているところです。ジャージのようなズボンが可愛いです(さくらちゃんのトレードマークのピンクの縦線が入ってた)。

以下、この大会の沖縄らしさ3連発(笑)。

Photo_428  ← 売店で売っていた「ぬーやるばーがー」を食べてみました。さすが沖縄の大会。売っている食べ物も違う(というか、これと、じゅーしーというこれまた沖縄の混ぜご飯おにぎりしか置いていない。)。いわゆるポーク卵(ポークランチョンミート&卵焼き)とゴーヤを挟んだハンバーガーです。・・・うちなーの味です。

Dsc01919 コースのところどころにガジュマルの木が生えているのが、沖縄のゴルフ場ならではです(観戦に飽きた子供がガジュマルの枝でブランコしていた。)。

Photo_430 さらにさらに、コースの中にお墓があるのも、沖縄のゴルフ場ならではです。

で、結局、大会の結果はどうだったかというと、・・・

Photo_431 ←これは12時30分ころの成績です。トップの辻村明須香選手はとても美人で、スタイル抜群の要注目!選手(ファッションといい、髪型といい、丸の内OLか、JJモデルのよう)。5年目で、今まで大会で10位以内に入ったのも1度とかいう成績なのに、いきなりの新星として現れて、この時点でも2位以下に2打差をつけて、1位キープ

ついに、初優勝か!・・と思われましたが、いつかの全英オープンのジャン・バンデベルデを思い出させる終わり方で、最後はベテランの米山みどり選手に追いつかれ、プレーオフの末破れ、初優勝はお預けになりました・・。

初優勝の壁は厚いっていうけど、今回の大会で明須香ファンは急増したはず!

・・・と思ったけど、帰って見た午後の沖縄テレビのニュースでは、明須香ちゃんの画像は1秒も写ることなく藍ちゃんと上原彩子ちゃんが4分の3を占めていました(笑)

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