2011年7月22日 (金)

南部の癒し系お宿

沖縄本島の中で、南部には大きなホテルは少なく、
実はこれまで南部には泊まったことがなかったさーちー。

今回、南部の憧れの小さなお宿、「海坐」さんに初宿泊!

暑さで疲れた体を癒してくれるウェルカムドリンクをいただき、
ダイニングの大きな窓から見える海と緑を眺めると、ほっとします。

4部屋しかないお部屋も、建物の木のいい匂いがして、おしゃれに配置された窓から海が(夜は夜景が!)入口正面に広がるだけでなく、こんな小さなお花が飾られてたり、氷水かオシャレなポットに用意されてたり、オーナーご夫妻の気配りが随所に感じられます♪

さらに、月桃やオオタニワタリを配置したお庭の先には清潔な露天風呂。

お食事も、屋外で、次第に日が暮れて色がかわって行く空と海を見ながら、可愛い小さな器に少しずつ盛られたカラフルな野菜料理やお宿特注の七輪で焼くアグー豚。

本当に癒されます。居心地最高です!

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2007年11月10日 (土)

「星の応援,月の伴走」【伊平屋ムーンライトマラソン】!

  48島制覇を達成し,バーンアウト現象・・をしている間もなく,やって来ました。4月の「あやはしマラソン」で,とにかく走っている人が多いウチナンチュの仲間入りをしたさーちーが半年に渡って参加を狙っていた企画,「伊平屋島ムーンライトマラソン」です。

 開催場所は,いわずと知れた沖縄本島最北部の「伊平屋島」。(もちろん既に制覇済みの島ではありますが)

伊平屋島マラソンの特徴は,日本の公式マラソンで,唯一認められた,夜!(というかハーフは午後5時スタート)走るマラソンということです。

 というわけで,日頃,沖縄の厳しい日差しにお肌対策が大変な女性に大人気。ハーフマラソンの女性参加率は,沖縄のマラソンNO1。なんと過半数が女性です。

 さらに,涼しい夜で,伊平屋島は平らな島なので,走りやすい。という好条件。

 キャッチコピーは,「星の応援,月の伴走」(おお,ますます女性人気度UP!)

 というわけで,前回伊平屋島に来てポスターを見たときから,参加したいと思っていたのでした。

 ただ,どういうわけか,10月末は台風に当たる時期らしく,去年,一昨年と2年連続,台風で中止になったので,今年は,期待をかけて(?)定員を上回る1021人が申し込みました(なお,大会は土曜日ですが,受付手続は金曜日の日中のみということで,本来は前泊が予定されてる様子。さーちーは,仕事の都合で前泊できなかったため,宿泊予定の宿の方に代理で手続をしていただき,事なきを得ました。)

 そして当日。

Photo_2

←マラソン大会開催にあたり,いつもの連絡船だけでは足りなくて,伊江島から借りてきたと思われる,見覚えのある「フェリーぐすく」。これに乗りましたが,これがまた揺れるのなんのって・・・。

(それにしても,当日,伊江島に行く船はどうしてたんだろ??)

船は,立っている人もでるほど,超満員。この人達が全員マラソン走ることのみを目標として乗っているのね-。

よく考えると,島の人口は約1400人なのに,参加者が約1000人ですから,島の人口密度は一気に倍近いわけです。

 約1時間30分の乗船の末,到着。

Photo_3

←これが伊平屋島遠景。

 港には,ブルーのおそろいのTシャツを着た,大会関係者(村関係者)と思われる人が大勢お出迎え,沿道沿いには「伊平屋マラソン」のノボリもはためいています。まさに,島をあげての企画です。

 

 さーちーは,前回同様,「松金ホテル」さんにチェックイン。ゼッケン等を宿で受け取り,お昼を食べて,昼寝して,船旅の疲れを癒していたら,3時ころには,遠くで「ドーン!」という号砲の音が。まずはフルマラソン組のスタートです。さーちーの参加するハーフマラソンは,この2時間後のスタートです。

 いよいよ4時すぎになり,さーちーも出発地点の村役場前へ。

 ・・います,います,ランナー達。かなり本格的っぽい装備の人から,さーちーレベルのTシャツ短パンのカッコの人まで,いずれもテンションあがってます。さすがに,わざわざ島まで来てやるだけあって,あやはしマラソンよりは,平均年齢は若い(ただし,今回のマラソン参加者の最高齢のおじいさんは,なんと80歳を超えていました。さすが沖縄。しかも完走してました。)。さらに,村役場前のランニング・トラックの周りには,参加者が寝泊まりしているらしきテントが張ってあったり,ゴールした後の振る舞われるという噂(?!)の牛汁の鍋がぐつぐつしていたりして,いよいよ実感・・というか,緊張感が高まってきます。

 4時30分から,なぜかラジオ体操ではなく,今風(?)のお姉さんによる「エアロビクス」の準備体操を参加者みんなでした後,5時を待ちます。前回のあやはしマラソン同様,タイムは,ゼッケンに取り付けられたICチップが計ってくれます。

 いよいよ5時の号砲で,スタート!

 一斉に,村役場を降りて,まずは島の北側方向へと走ります。このときは,まだ太陽が明るくて,前方に久場(くば)山を見ながら,左右に水田(沖縄にしては珍しく水田が残っています。)や,さとうきび畑がある間の真っ直ぐな舗装された道路を,走ります。

 2キロくらいで,早速,恵みの第1エイドステーション。小学校くらいの子供達が差し出してくれる水,アクエリアスやミカン,黒砂糖を立ち止まってもらって,西方向へ曲がり,今度は,Uターンして,島の西海岸を,南方向へと走ります。この辺りは,まだまだ周りも,さーちーも余裕です。

 西海岸の真ん中,7キロメートル辺り(さーちーの走行時間で50分過ぎくらい)で,ちょうど太陽が海に沈み始めます。なんといっても,走っている道のすぐ右側は,そのままビーチ&海だから,他に見る物もないランニング中,ゆっくりと,太陽が雲に一部隠れたり,また出てきたりしながら,次第に視界から隠れていく夕暮れの移り変わりが,目を楽しませてくれます。

 そして,太陽が消えると・・代わって,ふと気がつくと,空には星達が。この時点では,西海岸と東海岸を隔てる山のせいか,まだ月が見えなくて,でも星明かりと,かすかに残っている太陽の残り日を頼りに,街灯も何もない道(右側は海,左側は山)を走ります。西海岸側は,人家もなく,したがって,応援で沿道に出てきてくれる島の住民やエイドステーションもいなくて,聞こえるのは,ただひたすら,静かに,もくもくと走っている前後のランナーの,ひたひたとした足音と息遣いのみ。

 こんな真っ暗な中,こんなに大勢の人が,静かに,ひたすら走っているという光景というのは,ふと我に替えると不思議な光景でした。

 西海岸も終わりに近づき,島の南端(隣の野甫島と橋でつながっている手前)の米崎ビーチ辺りまで来ると,少しずつ,沿道に座って,「頑張れー」と声をかけてくれたり,鍋をたたいたり,棒きれでガードレールをたたいてくれる,おじい,おばあや,作業着を着たおじちゃん達の応援が出現してきて,ちょっと元気付きます。

 ただし,もう真っ暗。この辺りから,やむを得ず,事前に持参するようにといわれていた携帯用ペンライト(さーちーは,軽量で,マッチ棒くらいの長さで,ボールペンくらいの太さの1400円くらいのドイツ製を買いました。それでも,ずいぶん明るい)を手にもって照らしながら,走ります。これも,ムーンライトマラソンならでは。腕を振るとライトが揺れるので見にくい・・。

 半分を少し超えた13キロくらいの地点で,島の南端から折り返してUターン。今度は,東海岸側を,北方面に向けて走るわけです。そうすると,今度は,前方の村役場のある山の陰から,次第に月が上ってくるのが見えます・・。

 太陽が沈んで,星が出て,月が昇って・・ていうことは,毎日繰り返されていることだけど,こんなに1つ1つをゆっくり確認したのは初めてでした。まん丸くて,素敵にまぶしい月でした。

 15キロ過ぎ辺りから,がくっと疲れて,暗い中,注意力も衰えてきたさーちー。そして,ここで悲劇が!!!

 何気なく右足を前におろした瞬間・・グシャッという,何か大きめの空洞の箱を踏んだような感覚が。

 なにっ・・・と思ってライトで足下を照らすと・・

 カニさんがーー!

 満月につられたのか,海側から,複数のコブシくらいの大きさのカニさん達が,まさにカニ走り(これが,けっこう早い)で,ランナーが走る道を横切っていたのです・・。やはり満月の夜だから・・?カニさん,ごめんよ・・。

 思いがけないハプニングに,かなりへこみつつ,かつ,最後の方は坂道なので,一生懸命走っているつもりが,全然前に進まないような気分だったけど,山の上のお月様が目標になり,月を追い掛けるような感じで,途中のエイドステーションや沿道の,「あと1キロだよー」,「あと2キロだよー」(なぜ増えてる・・)という,多少距離をサバ読みした(?)声援に後押しされながら,最後まで,歩かずにゴールを達成できました。

 記録は・・あやはしマラソンのときよりも1分更新(^^;)。あのときよりも,だいぶコンディションやコースは走りやすかったのに,思ったよりも記録は伸びませんでした。 

 完走者には,こんな素敵な完走証と月のように真ん丸で,海のように真っ青なガラスのメダルが贈られました!(その下は,参加賞のTシャツ)。

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 (ちなみに,マラソン当日はマラソンに必死だし,カメラを持参できないので,当日の盛り上がりの様子を写真ではお届けできませんでしたが,実は,FFF・・,新聞には載ってしまったさーちーでした。)

 翌日の朝,船で帰るときは,村長さん自らが率先して,村の人々から沖縄本島行きの船には沢山のテープが投げ込まれて,我々がそれをキャッチし,船が出航するとともにリボンのようにそのテープが,リボンのように両者の間を舞うという,映画のような,最後の別れのシーンを演出してくれていました。

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そして,ふと気がつくと,横断幕には,早くも来年のマラソンの日程の告知が・・!

 でも,最初から最後まで,島の人から,こんな温かいホスピタリティを受けて,来年も来よう!と堅く思った人は・・・・さーちーだけでは,ないハズです。

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2007年7月14日 (土)

台風4号参上!

さーちーの住んでいるところに噂の台風4号直撃です。なんといっても、最大瞬間風速70メートルがやってくるということで、前日からさーちーは、宮古島への旅行も日帰りで切り上げて(それでもさーちーの次の那覇行きの便はもう欠航確定で、午後には石垣行きは全部欠航でした。)、台風対策に大わらわでした。

台風になると外に出られないので、まずは食糧を大量に買い込んで、これで飢え対策は大丈夫。

ビデオをツタヤから5本借りてきて、これで暇つぶしも大丈夫。いずれもちゃんと7泊8日の旧作だから相当長く台風が停滞していたとしても大丈夫。

停電することもあり、停電すると断水になると聞いて、トイレの水も流せないということで、前日、浴槽に水いっぱいに張りました。また、ペットボトルの水を買い込んで、これで水不足は大丈夫。

停電するともちろん夜は真っ暗だろうから、ろうそく用意して、ライター買って懐中電灯買ってきて、暗さ対策も大丈夫。

カセットボンベも買い込んで、これで料理も大丈夫。

ということで、12日の晩から、用意万端のつもりで、雨戸閉めて、テレビの台風情報とにらめっこして、来るなら来いとつぶやきながら、気合いを入れていたさーちーでした。

で、13日は朝から暴風雨。ニュースを見ると、もちろん飛行機は全面欠航、県内のバス4路線もすべて休止。

 「台風なんかに負けないぞ~」と叫びながら、外に出・・たりはしなかったけど(笑)、窓から覗くと、あまり雨は降っていなかったけれど凄い風庭の木も根っこから掘り起こされて倒れています。風にも負けず、どういうわけか、まだらに、まだ走っている車がいたけれど、ナンバープレートが飛びそうになっている車がいて、いかにも外に出ている人の顔に直撃する事故とか起こりそう。ちなみに24時間営業のマック(マクドナルド)も電気が消えて、さすがに休業していました。

ありえない暴風であることから、会社に電話したら、ほとんどみんながお休みで当日の仕事の予定も全てキャンセルということになっていて、急遽休暇さーちーとなりました。

すると、午前中10時頃いきなり、ブチッと。テレビが消えました。やってきました停電です。そして、その後、現在に至るまで復旧しておりません。家の前の信号も電気がついていません。道を教える看板もひんまがってますし、路上には樹木が散らかっています。

そこで、さーちー、停電になると、どういうことが起きるかというのを今回実感しました。もちろん子供のころからの避難訓練とか、各地の地震被害の際の報道等で知っていたはずなのですが、いざ経験してみて、改めて実感です。

まず、当たり前ですが電気が点かないので、夜になると暗くなってくる。というか、昼間も雨戸閉めたりしているため、暗い。一応、準備の成果もあって、全く真っ暗というわけではありませんが、ろうそくの明かりだと、やっぱり照らせる範囲が狭くて、料理もおぼつかないい~。

次に、これも当たり前だけど電気が消えるとテレビもインターネットも通じない(パソコンはモバイルなのでしばらく充電もつけど、部屋のモデムが電気がないと動かない。)。ツタヤから借りてきたビデオも無意味~(バカだった・・)。しかも、リアルタイム台風情報が入らない。ラジオを用意しておかなかったのも、ばかさーちーでした。反省。

さらに、電話も通じない。こういう時に頼りになる携帯はとても偉いのですが(ライト代わりにも使えるし、台風情報も一応得られるしね)、まもなくすると充電が切れてきそうです(ハイ、停電未体験さーちーは、携帯の電池式充電器も買っていませんでした・・。)。かつ、一部携帯の電波が入らなくなった地域もあるようです。

さらに、水が出ないから、料理した後の片づけもできないし、トイレもお風呂の水で流さないとだし・・。

停電は一時的なものかと思ったけど、そうでもない様子。というか台風は昼に向けてますます強まっているから、すぐには修復できないのでしょう。

冷蔵庫は、今や巨大なクーラーボックスの意味しかなく、冷蔵庫のアイスが溶けるので、4つも食べまくりました。昨日買い込んだ食糧も全滅しそうです。

何故生ものを買い込んでしまったのか・・(爆)。

暗い中で料理してなるべく食べたけれど、買いまくった食料を全て食べきれるはずもなく、食料品の買い込みは全て乾物にするんだったと、当たり前のことを今ごろ後悔(ビールとお菓子も大量に買っているけど、ビールもぬるくなって飲みたくない・・)。

そして、なんといっても、クーラーが切れるので死ぬほど蒸し暑い(窓も閉めきりだし)。しかもパソコンもテレビも動かないと、真っ暗な中、やることもなくて時が過ぎるのが長い。

停電開始から9時間経過した段階で、あっという間に我慢の限界に達した現代っ子さーちー

 そこで、ジャブジャブ道を車で走りながらたどり着いたのが、ご近所の「東京第一ホテルオキナワグランメールリゾート」です。夜になってから問い合わせをしたところ、宿泊即オーケー。とても良いホテルなので、実名を挙げて応援することとします。

 いかに日頃、電気製品に頼って生きていたかを反省したさーちーです。今度は、電池で動く扇風機と充電器とラジオを買って備えることにします(←結局電気製品に頼っている!)。

 早く復旧して~。

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2006年11月12日 (日)

秋の風物詩?

 沖縄では、ただいま来週末の投票日に向けて、知事選まっさかり。日中は選挙Carが大音響で走り回っています(自民党系の仲井真サンと、革新系の糸数サンが横一線。それより凄いのは、事前調査で投票に「必ず行く」「多分行く」を合わせた割合がなんと96.8%!それだけ政治への期待がまだあるってことですね~)。

 その選挙カーの音響の合間を縫って、ふと気が付くと、他にも負けない大音響。

 そう、あの内地で聞き慣れた懐かしいフレーズが!                                                                                                                                           

「焼き芋~イシやーきいも~、や~きたてえ~」

 沖縄でもあるのね(しかも同じテープの声?笑)・・・まだ日中最高気温は25度ある中、ナイチャーさーちーとしては違和感がありますが(^^;)、朝夕は涼しくなり、やっぱり、(?冬?)の訪れのようです~~(笑)。

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2006年10月20日 (金)

冬の気配

今日も、沖縄市は最高気温29度、最低気温24度です。

でも、今日一緒に話した地元のうちなんちゅの子は、「最近、もうすっかり冬って感じですよね~」と言っていました。

って、これで冬って、どんなやねん!とツッコミたくなりますが・・(笑)、確かに、10月に入ってからは、朝晩は涼しい風が吹くようになり、めっきり過ごしやすくなりました。ふと気がつくと、6時過ぎると、暗くなったし、紅葉しないけど木の葉も少し枯れてきてます。お店ではタートルネックのセーターがショーウィンドウに並んでいるし(一体いつ着るんだろう・・)

こうして、沖縄でも、確実に季節は移り変わっているようです。

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2006年10月13日 (金)

涙そうそう(ちょっとネタばれあり)

さーちー、とうとう話題の映画「涙そうそう」に行ってきました。
当然のごとく、さーちーもナダソウソウ(←注:涙ぽろぽろって意味ですよ。)になってきました。
会場の観客も映画が終わった瞬間一斉にあちこちで咳払いが始まりました。久しぶりの?大感動でした。日本映画もいいなあ。
ちなみに、映画館は、この映画の中で出てきた沖縄唯一の観覧車が隣にある北谷のMIHAMA7PLEXというところで、映画館の入り口には、ちゃんと主演のお2人のサインも飾ってありました。

 映画の筋をあまりばらさないようにすると、要するに、妻夫木君がお兄ちゃんで長澤まさみちゃんが妹の、沖縄育ち、沖縄在住の「兄妹愛」(だけじゃない?!)のお話です。
 あの夏川りみのヒット曲「涙そうそう」が、この映画の主題歌で、この歌がテーマになっているのです。この歌って、作詞の森山良子さんが亡くなったお兄ちゃんを想って作った歌だって、知ってました?(←すみません、いきなりネタばれしてます・・。でも大丈夫です、ストーリーで魅せるタイプの映画ではなく、演技と映像で魅せる映画です!)。

 いやあ~、主演のお2人とも、まったく内地顔であるにもかかわらず(←って、余計ですね。笑)、うちなー口(沖縄弁)がとてもうまくて自然です。うちなー口のイントネーションってすごく難しいのに、さすがです。
 で、この素直すぎるほどのまっすぐな(ある意味馬鹿正直すぎる)お兄ちゃんに、妻夫木くんというのはハマリ役で、映画中、彼の不器用でひたむきな姿がさーちーは泣けたのですが(もっとも、ちょっとダメ押し的な演出もありますが。笑)、映画全体を通した印象としては、明るくて元気で可愛くて、でも実はお兄ちゃんよりも大人なところのある妹役のまさみちゃんが良かったです~。まだ若いのに(!)、作中、チェ・ジウ張りに、「涙の女王」してました。あと、一体何度「兄ぃにぃ~(お兄ちゃん)」というセリフを言ったことか(笑)。でも、うちなー口の「にぃにぃ」「ねぇねぇ(お姉ちゃん)」って、響きが優しくて、親近感が湧くので、さーちーも大好きな言葉です。彼女が場面、場面で、違う想いをこめて言う「にぃにぃ」のセリフ回しの違いに注目です。

 あと、もちろん映像は、オール沖縄ロケをしたというだけあって、沖縄の魅力満載で、海あり街あり台風あり!(笑)です。沖縄に住む人の強さと、苦しさと、優しさが垣間見えるエピソードがそこここに感じられて、これまた切ないです。ちなみに、妻夫木くんが住んでいる家の中はセットだということですが、家の中の小道具や、建物の外のお庭の様子とか、屋上の柵の模様とか、とっても沖縄らしいです~。

 沖縄の雰囲気と、純粋な想いを感じて素直に泣きたい人にオススメ!です。

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2006年9月26日 (火)

沖縄式ゴルフ

今日は沖縄県のゴルフ事情をお話ししましょう!
実はこう見えて,さーちーはゴルファーで,かれこれ10年以上の経歴を持っています。もっとも、日頃の練習をしていない月一ゴルファーですので、10年前からちっとも上達しないのですが、ベストスコアは、1度だけ100を切った95です~!。
というわけで,少し秋風が吹き始めた今日この頃、沖縄本土のゴルファーが聞くと羨ましがること必至の沖縄ゴルフ事情を紹介します。

まず,アクセスが良い!
さーちーの住んでいるところからは,沖縄本島のゴルフ場はどこでも車で1時間以内でいけます。ゴルフ場自体も多いです。ショートコースからフルコース?まで,おそらく人口の割には沢山のコースがあります(特にショートコースが多い気がします。)。ゴルフ盛んです。さすが宮里藍ちゃんの地元です。しかも,東京周辺で体験するような車の渋滞がない!そして,ゴルフ場でフェアウェイが渋滞しているのもあまり見たことがないです。

そして,安い!
メンバーに連れて行って貰えば,1万円前後でプレーできます。沖縄のゴルフトップシーズンは冬なので,冬のリゾートコースでは観光客向けで5万円くらいになることもあるらしいですが,そんなコースでも夏だったら安い!観光客も夏は海にいっちゃうし,うちなんちゅも暑いところでゴルフする人はあんまりいないからね~。
 ちなみに、さーちーがこれまでに行って一番良かったと思うKカントリークラブでは来年の5月になんと「日本プロ」の開催が予定されている沖縄の有名コースですが(←ほとんど特定されていますね(笑)。沖縄でそんなところがあるのか!ってびっくりしました。),メンバーでも何でもないさーちーが,この9月に,1ラウンド目1万3000円,2ラウンド目4000円の破格の値段でプレーしました。大体2ラウンドを想定した値段設定があるってのがスゴイ。

そして、そういうことが可能なのも、沖縄ではスループレイが原則だから!
さーちーは沖縄に来て既に10ラウンド以上をこなしてますが,全てスループレイでした。すなわち,9ホール終わってからのお昼休憩を取らないということですね。したがって,朝8時くらいにスタートすると,お昼くらいに終わってしまうし,お昼頃から来て1ラウンドプレーする人たちもいます。だから,日が長い夏では1日2ラウンドする人も出てくるわけです。でも,外国ではスループレイが当たり前なので,むしろ本土のハーフ&ハーフのやり方の方が実は特殊だともいえます。というわけで、こっちに来てから同じパーティーの人たちと一緒にランチ、っていうのもしたことないのです。でも,さーちーは、ここだけの話、ゴルフ場で食べるご飯も楽しみなので,ちょい不満です(笑)。

そして、コースは、海沿いの景色が良いところが多いです(なかには、Oテラスゴルフ場のように、コース内のホールの半分に、沖縄式のお墓があるという変わったところもありますが・・笑)。
Photo_171 Photo_172 これはKゴルフコース(これも別の著名なリゾートコース。沖縄では飛び抜けて高い)の夕日です。午後スタートで回りましたが,さーちーが最後の組だったので,18ホール目に撮影しました。ちなみに,さーちー、本日パーを4つゲットしました(スコアは100超えちゃったけどね)。

ただ,グリーンが遅い!
Kカントリークラブのような高級コースは違いますが,総じてグリーンは遅めです。強気のパットのさーちーには丁度良いのですが,普通に打つと途中でパタッと止まるグリーンもあります。さーちーの近所には1ラウンド2000円から3000円程度のショートコースがいっぱいあるのですが,そういうところのグリーンは超遅いです。パットが下手になるおそれがあるというか,本土でゴルフするときにリハビリが必要になりそうです。

あ、ちなみに、ウチッパも安いです!
ゴルフ練習場も近所に沢山あります。さーちーの家から車で5分圏内に,知っているだけで3つの練習場があります。その3つの練習場にしか行ったことがないのですが,相場は1球5円です。全てオートティーアップです。もちろん200ヤードまであります。混んでいて待つというストレスがないですが,客にはいわゆるゴルフおじさんの他に,家族連れや子供連れが目立つような気がします。やっぱり,宮里兄妹,宮里美香、諸見里しのぶなど,若手ゴルファーの産地ですからね~。

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2006年9月18日 (月)

ブラックシリカ、沖縄への旅

台風13号に、八重山では大変な被害を受けたようですね・・幸いさーちーの住んでいるところでは、目立った被害はなかったのですが、今日もお天気は悪いです・・(昨日は台風一過という感じで晴れてたのですが・・。)

・・・こんなとき、最近のさーちーのお気に入りの過ごし方(?)は、「岩盤浴」です。ここのところ、1,2週間に一度は必ず行っています〜。

というのも、内地ではしばらく前から流行ってたようですが、さーちーの近所では、この半年の間になんと4つも岩盤浴屋さんがオープンしました。初期投資はかかっても、人件費等のランニングコストがほとんどかからないし(ここは地代が安いし)、マッサージやエステみたいに特別のノウハウは不要だから、事業として始めやすいのでしょうか〜。どこも競合してる割には、結構お客さんが入ってます。やはりウチナンチュも癒しを求めているのでしょうか?というわけで、今日は地元の岩盤浴人気を分析です〜。

知らない人のために説明すると、岩盤浴とは、簡単にいえば、あたためた岩の上に寝っ転がって、汗をかいて老廃物を出すというものです(夏焼けた肌からメラニン色素が落ちてくような気がします〜。←おそらく、これは気のせいですが・・(笑))。「岩盤浴」っていうけど、お水は一滴も使いません。

まず、お店で借りるパジャマみたいな服に着替えて、岩盤浴ルームに入ります。中は薄暗くて、ヒーリング系の音楽が流れてたりして、40度くらいの温度設定です。そして、剥き出しの床には、タイル状に「石」が埋め込まれてます。石は、その下を通る温水(?水が流れる音がするのですが、別の熱源もあるのかも)で、30度後半から室温より高い40度前半くらいに(石によって温度が分けてあり、体質に応じて選べる。)暖められてます。で、床は、1畳〜1.5畳くらいずつ、膝までくらいの高さの低いツイタテで区切られてて、各人は好きなスペースに入って、タオルをひいて、寝転がります。最初の5分はうつぶせ、その次の15分は仰向け。・・これだけで、全身から、めちゃめちゃ汗がでるんです〜。

発想的にはサウナと似てますが、違うのは中にいる間、サウナのような息苦しさがないこと。スヤスや寝れちゃうくらい(これはさーちーだけか?)ラクして汗をかけるという、うちなんちゅにピッタリの美容法(笑)。さらに、有名な話ですが、岩盤浴は暖めた岩からでる遠赤外線で体を内側から暖めるので(炭火焼き肉状態ってことですね。)、汗線ではなく皮脂線から汗をかくとのことで(←この意味はさーちーも良く分かってないのですが・・汗(笑))、とにかく、運動とかサウナとかでかく汗と違って、ベトつかない!サウナみたいに髪の毛とかが汗臭くなることもないし、上がってから体が上気して汗が出続けるってことがなくて、暑い沖縄の外に出てもパッと汗は止まってます。やはり、沖縄に向いてる〜。

それに、さーちー的には、サウナやお風呂って入ると疲れて眠くなったりするのですが、岩盤浴は出た後、頭がすっきりして、目が覚めるところも気に入ってます。

他にも、服を着てるところ(同性同士とはいっても、サウナはやっぱりどこ見ていいか気詰まりな時もあるし(笑))、ツイタテでお互いの隣の顔が見えずちょっとした「自分のスペース」が保てるところ(中には友達同士2人で貸しきれる完全個室もあって、漫画喫茶や個室居酒屋的進化もしてます〜。)、岩盤浴ルームから出てる合間の時間を、置いてある本や雑誌を読んだり有効に使えること(中には、岩盤浴ルームの枕元に電気をつけて、本を持ち込める所もあります〜。)、手っ取り早く効果が出て(普通は1回90分)、後に疲れが残らないことなど、つくづく、「癒し」ではあるんだけど、忙しい現代人のニーズに合った「癒し」の形なんですね〜。沖縄の女性はとっても働き者なので、やはりそのニーズにも応えてるのだろうと思うさーちーでした。あ、あと、90分1050円前後という安さも、人気の秘密として見逃せません〜!

で、表題に戻って。これら岩盤浴を可能としてくれる、肝心要の遠赤外線を発する「石」は、実は、北海道でとれるブラックシリカとか、内地の遠くから持って来てるものが多いみたいです(沖縄でとれる石もあるみたいでしたが、さーちーが行った3軒は使ってなかった。)。
日本の端から、沖縄の太陽の下へと、遠路はるばる旅してきてくれたブラックシリカくんたちのお陰で、沖縄の我々は癒されてます。

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2006年9月12日 (火)

ごんぱちドライブ♪

 先日の宮古島旅行の際、レンタカー屋さんから、無料で借りたCDが「58(ごんぱち)ドライブ」でした。

 国道58号は、沖縄本島にあるメイン国道で、那覇から北の一番はじっこの辺戸岬まで走っている、沖縄本島の大動脈です。というか、実は、そこから先に北に突き抜けて、海を超えて、奄美大島・種子島の地図上で再び国道58号が現れて、さらにさらに海を超えて延長線上の鹿児島県で再び続きが出没するという、珍しい海上国道です。

 もっとも、実は58号は宮古にはないのだけど・・(^^;)。まあ、それはおいておいて、そのCDでやってた沖縄人による「うちなーぐち講座」(沖縄方言の講座、ですね)が笑っちゃいました。
 うちなんちゅは、話すとき、話のリズムをとるために、自分で自分に、ちいちゃく「うん」と「ふん」の間くらいの音の息継ぎみたいな相槌をうっているんだそうです。例えば・・。
  「あのさ、ふん、今度公園でさ、ふん、花火大会があるわけよ、ふん
 確かに、周囲のうちなーんちゅの日頃の会話を思い出してみると、言ってるかもです(笑)。
 CDのナビゲーターの人に言わせれば、文章における「、」「。」を音で表現しているんだとか(笑)。

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