波乱の渡名喜島(その過ごし方)
この間報告したとおり、渡名喜島に4泊5日も閉じ込められるという貴重な体験をしたさーちー。
まったくの予定外なので、本もゲームも持っておらず、手持ち無沙汰の現代っ子。
この島で一体、何をして過ごしていたのか?
その1 周遊道路の散歩
まずは、もちろん、これです。
渡名喜島は、南北に2つの山があって、中央に集落があるという位置関係になっており、かなり整備された周遊道路(ハイキングコースみたいなの)が、島の北半分と、南半分にそれぞれあります。 両方に展望台が設けられています。
←渡名喜島にはこんな感じの岩山がそびえています(低いけどね)。
←島の南の山頂付近の展望台からの眺め
←渡名喜村は、実は、「渡名喜島」と、無人島の「入砂島」の2つから成り立っています。
で、これが、渡名喜島の西側にある入砂島です。天気がよければもっと綺麗な島です。島を囲むさんご礁がくっきりと見えます。あの、NHKドラマ「ちゅらさん」のオープニングで映る、バツグンに綺麗な海に浮かぶ島なのですが、実は、ここは米軍の射撃訓練場で使われているので、周辺が立ち入り禁止区域になっています。おそらく、ここを米軍が占めていることにより、渡名喜島が小さいながらも立派なたたずまいでやっていけているのではなかろうと推察されます。
←村花「河原なでしこ」です。渡名喜島と久米島にしか自生していない貴重な植物です。白とピンクがあります。
←マンホールの絵柄も「河原なでしこ」
←島の北にある聖なるウタキ、里殿。もちろん、手を合わせてお祈りしてから撮りました。
←里ウタキから見た「東浜(あがりばま)」。島唯一、かつ、島随一の海水浴場です。
←一方、島の北側にある展望台から見ると、こんな感じです。集落と港です。
その2 村落内の探索
ちょうど中間地点にある島の村落は、15分くらいで、あっという間に回れてしまいます。
←けれど?、小中学校はこんなに豪華です。
その3 島にんじん
2日もあれば島は2周くらい回れてしまい、延泊に次ぐ延泊の間、あまりに暇なさーちーは、島人のおばさんを捕まえて、無理やり(本当に強引に!)、友達になってもらい、渡名喜島名産の「島人参」の畑いじりをさせてもらいました。島人参は、津堅島で作っているようなふつーの人参よりも細長くて、ごぼうみたいですが、普通のにんじんよりクセがなくて、やわらかいです。沖縄の旧暦のお正月には、欠かせない食材です。
←島人参畑
←島人参と格闘するさーちー。山芋堀りと一緒で、長い人参を折らないように頑張ってます。
←、で、これが大晦日に収穫した人参です。おばさんの好意に甘えて、収穫した人参はいただいてしまいました。
4 その他・・魚釣り
唯一、島の売店で売っていた「釣り糸」を買って、宿の朝のおかずの「サバ」を餌にして釣りも試みました(他にも釣っている人はいたけど、本島でオキアミを大量購入してから来ている様子)。
港の海には、ミジュン(アジ)の群れが目でみえるのだけど、何しろ、釣竿を貸している店も、釣り餌を売っている店もないから、糸を手でたぐりながらです。1度は魚が餌を食べて引っかかってくれたのですが、ばれてしまい、「サバでアジを釣る」は成功せず。
でしたが、ビュービューの北風の中、サバイバル感はバツグンでした~。
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